2020年度 バーチャルパワープラント構築実証事業の開始について
九州電力株式会社
当社は、2018年度から、電気自動車(以下、EV)を電力需給の調整に活用するため、EVから電力系統へ電気を供給するV2G(Vehicle to Grid)技術の実証試験をおこなっております。
この度、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である「令和2年度需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント(以下、VPP)実証事業費補助金」に申請し、2020年5月29日、補助金の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブから採択及び補助金交付決定の通知を受けたため、本日から実証事業を開始いたします。
本年度は、V2G実証試験にて構築した制御システムを拡張し、ヒートポンプ給湯機や定置型蓄電池など多様なエネルギーリソースを連携したVPPの構築を進め、実証事業をおこないます。
当社は、低炭素で持続可能な社会を実現するために、今回のバーチャルパワープラント構築実証事業で得られた知見を活かし、太陽光や蓄電池などの分散型エネルギーを活用した新たな事業やサービスの創出に取り組んでまいります。
実施体制
役割 | 事業者名 |
---|---|
アグリゲーション コーディネーター(幹事社) |
九州電力株式会社 |
実証協力事業者 |
一般財団法人 電力中央研究所 三菱電機株式会社 |
リソースアグリゲーター (50音順) |
エフィシェント株式会社 九電テクノシステムズ株式会社 九州電力株式会社 株式会社サニックス 自然電力株式会社 ニシム電子工業株式会社 日本電気株式会社 日本ユニシス株式会社 |
実証期間
2020年6月~2021年2月
以上