事業概要

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環境保全対策

主な環境保全措置

発電所設備周辺部写真 (C)日本スペースイメージング(株)の衛星画像を基に作成

発電所設備周辺部の緑化

土捨場周辺

  • 飛砂防止機能回復及び修景のため、土捨場造成後はクロマツを植林します。
  • 生物多様性の観点からクロマツ植林地には常緑広葉樹を混植します。

土捨場の緑化計画図

埋立地

  • ウミガメ保全、設備視覚遮蔽の観点から海側に緑化マウンドを構築

埋立地マウンド部の緑化計画図

埋立面積の最小化と埋立形状の工夫 <埋立地>

  • ウミガメの上陸・産卵地である久見崎海岸の改変範囲を可能な限り低減するため、方法書段階の施設配置計画を見直しました。(埋立面積:方法書段階約19.5万平方メートルから約3割縮小)
  • ウミガメ、水環境(流向・流速)への影響低減の観点から、専門家等の助言を踏まえ、埋立地の形状を工夫します。

冷却水の取放水

タービンを回した後の蒸気を冷やすために使われる海水(冷却水)の取放水にあたっては、発電所周辺海域の地形、海象などの状況を踏まえ、海生生物などへの影響の低減を図ります。

冷却水は、発電所港内に設ける取水口から毎秒約0.2mの流速で深層取水し、沖合い約1km、水深約13mの放水口より水中放水します。
なお、冷却水量は毎秒107立法メートルで、取水と放水の温度差は7度以下とします。

自然景観、騒音・振動 他

  • 自然景観
    • 建物色彩や地形改変区域が周辺環境と調和するよう配慮
    • 地形改変区域における緑化措置 等
  • 騷音・振動
    • 低騷音・低振動型建設機械の採用
    • 工程調整等による車両台数の平準化 等
  • 資機材の運搬
    • 計画的な運送により車両が集中しないよう配慮
    • 交通安全の指導徹底 等
  • 水質污濁
    • 必要に応じ、汚濁拡散防止膜等の設置(海域工事)
    • 仮設沈殿池を設置して水の濁りを管理(陸域工事) 等

環境監視の実施

建設工事中及び運転開始後に、周辺の環境の状況を把握するため環境監視を行い、環境保全に万全を期します。