川内原子力発電所3号機増設計画の概要
主な経緯
これまでの主な経緯は次のとおりです。
年月 | 主要項目 |
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平成12年9月 | 鹿児島県知事、川内市長へ「川内原子力発電所における環境調査実施について(お願い)」を申入れ |
平成13年1月 | 川内市長が川内原子力発電所における環境調査受入れを表明 |
平成15年5月 | 鹿児島県知事が川内原子力発電所における環境調査受入れを表明 |
平成15年8月 | 川内原子力発電所敷地内に「川内調査所」を設置 |
平成15年10月 | 環境調査のうち地質調査開始 |
平成16年4月 | 環境調査のうち気象調査開始 |
平成17年8月 | 環境アセスメント方法書を届出・送付 |
平成17年11月 | 環境アセスメント方法書についての意見概要と当社の見解を届出・送付 |
平成18年2月 | 環境アセスメント方法書に対する経済産業大臣勧告 |
平成18年6月 | 環境調査のうち環境アセスメント現況調査開始 |
平成21年1月 | 環境アセスメント準備書を届出・送付 |
平成21年1月 | 鹿児島県知事、薩摩川内市長へ「川内原子力発電所における環境調査結果の報告及び川内原子力発電所3号機増設のお願いについて」を申入れ |
平成21年3月 | 薩摩川内市に「川内原子力総合事務所」を設置 |
平成21年4月 | 環境アセスメント準備書についての意見概要と当社の見解を届出・送付 |
平成21年10月 | 環境アセスメント準備書に対する経済産業大臣勧告 |
平成22年1月 | 環境アセスメント評価書を届出 |
平成22年2月 | 環境アセスメント評価書に関する確定通知受領 環境アセスメント評価書を送付 |
平成22年3月 | 環境アセスメント評価書等の縦覧終了 |
平成22年5月 | 第一次公開ヒアリング開催 |
平成22年6月 | 薩摩川内市議会において「川内3号機増設計画に係る賛成陳述」を採択 薩摩川内市長が3号機増設に同意する旨を議会で表明 |
平成22年6月 | いちき串木野市議会において「川内3号機増設に係る賛成陳述」を採択 いちき串木野市長が3号機増設を容認する旨を議会で表明 |
平成22年9月 | 川内原子力発電所3号機増設計画に関して、経済産業大臣に対し、重要電源開発地点指定に向けた申請を実施 |
平成22年10月 | 鹿児島県議会において「川内3号機増設計画に係る賛成陳述」を採択 |
平成22年10月 | 阿久根市議会において「川内3号機増設計画に係る賛成陳述」を採択 |
平成22年11月 | 鹿児島県知事が3号機増設を了承する旨を定例会見で表明 |
平成22年12月 | 経済産業大臣は、3号機を重要電源開発地点に指定 |
発電所の配置
3号機は、現在運転中の1、2号機に隣接した発電所敷地内に計画しています。
川内原子力発電所3号機 完成予想図
計画の概要
3号機は、国、メーカー、電力会社が一体となって進めてきた軽水炉の第三次改良標準化計画の成果と、その後の技術進歩や国内外の運転保守経験等を取り入れ、
(1)安全性の向上
(2)信頼性の向上
(3)運転保守性の向上
などを図った改良型加圧水型軽水炉(以下、改良型PWR)を採用します。
3号機の概要(1、2号機との比較)
項目 | 3号機(計画) | 1号機(運転中) | 2号機(運転中) | |
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電気出力 | 159万kW | 89万kW | 89万kW | |
原子炉 | 型式 | 改良型加圧水型軽水炉 (改良型PWR) |
加圧水型軽水炉 (PWR) |
加圧水型軽水炉 (PWR) |
熱出力 | 446万6千kW | 266万kW | 266万kW | |
燃料 | 種類 | 低濃縮二酸化ウラン | 低濃縮二酸化ウラン | 低濃縮二酸化ウラン |
燃料集合体 | 257体 | 157体 | 157体 | |
着工 | 未定 | 昭和54年1月 | 昭和56年5月 | |
営業運転開始 | 未定 | 昭和59年7月 | 昭和60年11月 |