主要な検査
原子炉容器の開放検査
原子炉容器上蓋取り外し作業
原子炉容器の上蓋を開け、燃料取出し後、内部等の目視や水中テレビカメラを用いて検査を行い、異常がないかを確認します。
燃料検査
原子炉容器から取り出された燃料は燃料取扱建屋に移送され、水中テレビカメラなどを用いて外観検査や寸法検査などを行い、異常がないかを確認します。
燃料交換
モニターやテレビによる燃料の検査
蒸気発生器伝熱管渦流探傷検査(ECT)
蒸気発生器伝熱管は、検査用のロボットにより、伝熱管内部に電流を流し、異常がないかを確認します。
蒸気発生器ECTロボット
タービン開放検査
タービンの開放点検
タービンを分解し、各部について詳細な点検を行い、異常がないかを確認します。
各弁・ポンプ等点検
各弁及びポンプ等を分解し、各部について詳細な点検を行い、異常がないかを確認します。
弁分解点検
循環水ポンプ点検
拡大写真
1次冷却材系統漏えい検査
1次冷却材系統設備の点検終了後に、所定の圧力において、各部からの漏えいがないかを確認します。
総合負荷性能検査
各設備の点検・試験完了後に、定格出力のもとで発電所の運転を行い、各設備の運転状態が正常であること及び各種パラメータが妥当な値であるこを確認することによって、発電所が安定して連続運転できることを確認します。