川内原子力発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)の第18回定期検査(平成19年4月16日着手)については、所要の検査をほぼ終了し、発電再開に向け準備を実施していたところ、6月11日に2次系のC復水ブースタポンプが自動停止し、待機中のA復水ブースタポンプが自動起動しました。
当該ポンプの点検を行うこととし、発電再開については、準備が整い次第お知らせすることとしました。
C復水ブースタポンプの点検を実施した結果、電動機固定子コイルの絶縁低下による故障であったことから、電動機固定子コイルの取替え等を実施し、発電再開の準備が整いましたので、7月8日に原子炉を起動し、7月9日に臨界に到達させ、7月12日には発電を再開できる予定です。
発電再開後は徐々に出力を上昇させながら各種装置の調整運転を行い、8月上旬に経済産業省による総合負荷性能検査を受検し、通常運転に復帰する予定です。
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