1 今夏の災害の概要について
- これまでに2個の台風が九州に上陸しました。
- 7月19日には、平戸瀬戸海峡を横断する送電線にクレーン船が接触し、送電線が断線する事故が発生しましたが、当日中に仮復旧を行い、9月4日に本復旧を終了しました。
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台風4号
7月14日(上陸)
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台風5号
8月2日(上陸)
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クレーン船
接触事故
7月19日
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【参考】
平成18年台風13号
9月17日(上陸)
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主な停電地域
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宮崎、鹿児島
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大分、宮崎
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平戸市他
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福岡、佐賀、長崎
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最大停電戸数
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4.2万戸
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2.9万戸
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3.0万戸
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78.6万戸
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主な設備被害
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電柱:約2.5百本
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電柱:約2百本
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6万ボルト送電線
2条断線
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電柱:約17百本
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動員状況
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約5千人
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約4千人
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約7百人
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約7千人
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2 災害に備えた対応について
(1)
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本年7月より当社ホームページで停電情報及び復旧見込み情報の提供を開始(添付資料1参照)
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- 停電戸数については、従来、当社営業所単位に提供していたものを、県及び市区町村単位での提供に切り替えました。
- 新たに、復旧見込み情報を、県及び市区町村単位で提供を開始しました。
- ホームページについては、パソコン版と携帯電話版にて提供しています。
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台風4号
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台風5号
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クレーン船
接触事故
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【参考】
平成18年台風13号
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パソコン版
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339
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241
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120
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114
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携帯電話版
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69
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59
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19
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63
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合計
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408
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300
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139
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177
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注:数字は最大アクセス日の日計
(2)
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大型ヘリコプターによる高圧発電機車の輸送技術を全国で初めて確立(添付資料2参照)
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- 当社は、陸上自衛隊西部方面隊の協力を受け、平成18年12月にの大型ヘリコプターで輸送可能な高圧発電機車を全国で初めて開発しました。
これにより、災害時に山間部の集落が孤立した場合でも、停電の早期復旧が可能となりました。
- 9月2日の熊本県主催の総合防災訓練において、陸上自衛隊西部方面隊と共同で、大型ヘリコプターによる高圧発電機車の輸送訓練を行いました。
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