九州電力株式会社
新竹田発電所の営業運転を開始しました
-最大出力が7,000kWから8,300kWへ増加-
当社は、大分県竹田市において、2019年から水力発電所「新竹田発電所」の再開発工事を進めてまいりました。本日使用前自主検査を終了し、営業運転を開始しましたので、お知らせします。
本工事は、1955年に運転を開始した竹田発電所(最大出力7,000kW)の高経年化対策及び未利用水の有効活用を目的とした再開発工事(2019年10月29日お知らせ済み)で、最大使用水量の増量及び水車・発電機の効率向上により、最大出力が8,300kWに増加しました。
また、本工事に併せて、豪雨による洪水に備えた堰の安全性向上を目的とした竹田調整池堰の改造工事も実施しました。(2020年8月5日お知らせ済み)
当社は、今後も国産エネルギー有効活用及びカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。
新竹田発電所の概要
発電所の所在地 | 大分県竹田市 |
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水系及び河川名 | 大野川水系大野川 |
最大使用水量 | 26.0m3/s〔22.0m3/s〕 |
有効落差 | 37.4m |
最大出力 | 8,300kW〔7,000kW〕 |
年間発電電力量 | 約3,600万kWh注1〔3,200万kWh〕 |
※:〔 〕内は更新前発電所の諸元
(注1)一般家庭約12,000世帯分に相当
(一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定)
位置図
