九州電力株式会社
オーストラリア・ニュージーランドの森林ファンドに出資します
-100万トンのCO2の排出量削減を目指すプロジェクトに出資-
当社は、オーストラリア・ニュージーランドにおいて、持続可能な林業、農業、及び林業インフラや加工施設などの関連資産等を投資対象とするファンド(New Forests Australia New Zealand Landscapes and Forestry Fund、以下「本ファンド」)への出資契約を締結しました。当社が森林ファンドに出資するのは、初めてです。
なお、本ファンドは、同地域を投資対象とする第4号目の森林ファンドとして、New Forests Pty Limited社(以下「New Forests社」)により組成されたものです。
New Forests社は、世界でも有数の森林資産を運用する森林アセットマネジメント事業会社で、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀健一)及び野村ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表執行役社長:奥田 健太郎)が主要株主です。
New Forests社は、投資先アセットにおいて、ICT技術やビッグデータ分析を駆使した先進的な森林経営や、木材流通から販売までを含めた事業を通じた収益最大化に加え、本ファンド運用期間中においては、100万トンのCO2排出量削減を目標に、環境配慮や地域社会との共生も重視した森林投資・管理を行います。
当社は、本ファンドの森林資源や林業インフラへの投資・運用による安定的なリターンを得るとともに、植林等によるCO2吸収を通じ社会全体のGHG排出量削減に貢献します。
また、New Forests社の最先端の森林管理技術・ノウハウを学び、国内へ展開していくことで、国内森林事業の課題解決を図り、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。
投資資産(イメージ)(注)



(注)本ファンドの投資資産ではありません(New Forests社の既存ファンドの投資資産)
以上