九州電力株式会社
サステナブル・ラボ株式会社が提供する非財務・サステナビリティデータの開示・分析支援ツール「TERRAST for Management」を導入しました
-サプライチェーンのESGデータ情報比較・分析高度化を目指して-
当社は、新たなビジネスモデルや技術の創出を目指し、ベンチャー企業である「サステナブル・ラボ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:平瀬 錬司、以下、サステナブル・ラボ社)」へ出資しています。
この度、資材調達の分野において、サステナブル・ラボ社が提供する非財務・サステナビリティデータの開示・分析支援ツール「TERRAST for Management(以下、T4M)」を導入しましたのでお知らせします。
当社は、サプライチェーン全体での持続可能な社会の実現を目的とした「サステナブル調達ガイドライン」を制定しており、本ガイドライン遵守状況の把握・改善支援を行うため、2023年度から主要なサプライヤーに対して「サステナビリティ向上の取組みに関するアンケート」を実施しています。今回、T4Mを導入することで、サプライヤーの取組み状況をESGスコアという形で可視化するとともに、アンケート実施に伴う負担軽減を実現し、情報比較や分析の高度化等を目指しています。また、T4Mをサプライチェーン向けに導入したのは国内企業で当社が初であり、ツール開発段階から有用性の検証や、機能改修に協力しております。
今後は、得られたデータをもとに、サプライヤーとの個別意見交換、改善に向けた協働をはじめとした様々な活動に取り組んでいきます。
当社は今後も、サステナブル・ラボ社との更なる協業を推進し、新たな事業・サービスによる市場の創出を通じて地域・社会が抱える様々な課題の解決に貢献することで、「九電グループ経営ビジョン2030」及び「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」の実現を図ります。
以上