九州電力株式会社
玄海原子力発電所3号機の長期施設管理計画の認可をいただきました
当社が2024年8月30日に原子力規制委員会へ提出した玄海原子力発電所3号機の長期施設管理計画について、本日、同委員会より認可をいただきました。
当社は今後とも、適切に保全活動を実施するとともに、地域の皆さまに安心し、信頼していただけるよう積極的な情報公開に努めてまいります。
以上
(参考1)長期施設管理計画
原子炉施設の経年劣化などを管理するため、主に以下の内容を定めたもの。
・現時点での劣化の状況を把握するために行った点検の方法とその結果
・将来の劣化の予測・評価を行うための方法とその結果
・劣化を管理するための具体的な措置
(参考2)玄海原子力発電所3号機の長期施設管理計画認可に係る経緯
玄海原子力発電所3号機は、原子炉等規制法(注)に基づき運転開始から30年を経過する日(2024年3月18日)までに経年劣化に関する技術的な評価(高経年化技術評価)を実施し、その結果を反映した原子炉施設保安規定の変更認可を受けた。(2024年3月13日認可)
原子炉等規制法の改正(2025年6月6日施行)により、運転開始から30年を超えて原子力発電所を運転する場合、10年を超えない期間ごとに設備の劣化に関して技術評価を行い、その結果に基づく「長期施設管理計画」を策定し、認可を受けることが必要となった。なお、施行日時点で運転開始から30年を超える原子力発電所については、施行日の前日(2025年6月5日)までに認可を受ける必要があり、今回、玄海原子力発電所3号機の認可を受けた。
(注)核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
2024年 8月30日 長期施設管理計画認可申請
2025年 2月17日 長期施設管理計画認可申請補正書提出
2025年 3月 5日 長期施設管理計画認可(今回)