九州電力株式会社
玄海原子力発電所4号機の第17回定期検査の状況について
-作業状況を踏まえ定期検査工程を変更-
玄海原子力発電所4号機は、2025年7月27日から第17回定期検査を実施しており、9月30日に原子炉を起動し、10月2日に発電を再開する予定としていました。
本日、主蒸気系統の検査に使用する弁(主蒸気隔離弁ベント弁)の1つについて、シート漏れ(弁を閉止した状態でも流体を止めることができない現象)を止めることができないことを確認しました。今後の運転に万全を期すため点検を実施することとし、原子炉起動以降の工程を延期することとしました。原子炉起動以降の工程については、決まり次第、あらためてお知らせします。
本事象による環境への影響はありません。
当社は、引き続き、安全確保を最優先に一つひとつの工程を慎重に実施してまいります。

以上