プレスリリース

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プレスリリース
平成22年3月26日
九州電力株式会社

玄海原子力発電所2号機の高経年化技術評価の実施及び定期安全レビューの実施について


 当社は、玄海原子力発電所2号機について、高経年化技術評価の実施及び同評価に基づく長期保守管理方針を策定し、本日、経済産業省に保安規定の変更認可を申請しました。
 また、2回目の定期安全レビューを実施し、本日、公開しました。

 高経年化技術評価は、平成23年3月に運転開始後30年を迎える玄海原子力発電所2号機について、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」(以下、実用炉規則)等に基づき実施したものです。
 評価では、60年間の運転を仮定し、原子力発電所を構成する機器等の経年劣化や現状の保全活動の妥当性を確認した結果、現状の保全の継続及び長期保守管理方針の適切な実施により、長期間の運転を仮定しても安全に運転を継続することが可能であることを確認しました。
 高経年化技術評価の内容及び長期保守管理方針については、今後、国により審査されることになります。

 定期安全レビューについては、原子力発電所の安全性・信頼性を確保することを目的に、実用炉規則に基づき10年を超えない期間ごとに安全性・信頼性を総合的に評価するものです。
 今回の評価は、第1回定期安全レビュー以降の平成11年4月から平成21年3月までの期間について実施したもので、玄海原子力発電所2号機の安全性・信頼性は、最新プラントと同等の高い水準に維持されていることを確認しました。

 今後とも原子力発電所の安全性・信頼性の向上に努めるとともに、皆さまの一層の理解と信頼を得られるよう、継続して努力していきます。

以上

添付ファイル PDFファイル (別紙1)玄海原子力発電所2号機の高経年化技術評価について (1,647KB)
PDFファイル (別紙2)玄海原子力発電所2号機の定期安全レビュー結果の要旨 (2,037KB)