プレスリリース

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プレスリリース
お知らせ

平成24年9月21日
九州電力株式会社

原子力発電所の事故時等における
記録及びその保存の徹底に関する調査結果の報告について

 東京電力株式会社福島第一1号機において、地震発生直後にアラームプリンタ(警報印字装置)の紙詰まりが発生し、安全上重要な機器の作動に係る警報が記録されず、事故の実態把握に影響が生じました。
 このことを踏まえ、当社は、平成24年8月23日、原子力安全・保安院から警報を記録する装置やその運用について確認するとともに、必要に応じて信頼性向上に係る適切な対応を検討し報告するよう指示を受けました。

 当社は、玄海及び川内原子力発電所について、以下のとおり、事故時等における警報内容を確実に記録及び保存できることを確認し、本日、原子力規制委員会へ報告しました。

【報告の概要】
プリンタが紙詰まりなどにより故障した場合は、他のプリンタへ切り替えることで印字は継続される。
プリンタの電源は多重化されており、1系列の電源が無くなってもプリンタは使用することができる。
警報や機器の作動情報を記録する手段として、プリンタによる印字の他に、プラント計算機の記憶媒体による保存があり再印字が可能である。(福島第一1号機は、記憶媒体を有していなかったことから再印字ができなかった:9月3日東京電力株式会社公表)

以上