プレスリリース

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2020年12月8日
九州電力株式会社

玄海原子力発電所における作業点検の結果についてお知らせします

 当社は、玄海原子力発電所において、近年、火災等の事案が続いている状況を重く受け止め、当社をはじめとする玄海原子力発電所で業務に従事する全員が、原点に立ち返って、「一人ひとりの取組み、一つひとつの手順が地域の皆さまの安全及び安心に直結していること」を念頭に、自らの取組みについて、作業点検を実施することとしました。

2020年10月9日お知らせ済み

 作業点検では、近年発生した事案から「共通要因分析」等を行い、これらをもとに点検項目を設定し、定期検査作業、廃止措置及び安全対策工事等の作業全般を対象に、作業手順や教育内容の確認、管理職による現場観察を行いました。
 点検の結果、「改善すべき事項」及び「安全作業を継続的に実施するための取組み」を以下のとおり抽出し、発電所において取組みを開始するとともに、本日、作業点検結果を佐賀県及び玄海町をはじめとする関係自治体へ報告しました。

共通要因分析

  • 「前回作業や当初計画から、機器や手順の変更」を行ったことが共通点として判明

改善すべき事項

  • 適切な事前準備の徹底
  • コミュニケーションの醸成

安全作業を継続的に実施するための取組み

  • 改善措置活動の継続、推進
  • 管理職による現場観察
  • 安全に作業を行うために必要な行為や意識を教育内容へ反映
  • 安全標語唱和時に標語の背景である事例を紹介

 当社は、本点検から得られた、「安全作業を継続的に実施するための取組み」について、玄海原子力発電所で業務に従事する全員が一丸となり将来にわたり積み重ねていくことにより、地域の皆さまに安心し、信頼していただける発電所を目指すという固い決意を持って、原子力発電所の運営に取り組んで参ります。

以上