プレスリリース

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2022年2月2日
九州電力株式会社

玄海原子力発電所 特定重大事故等対処施設の工事現場における火災及び
請負会社社員の負傷についての原因と対策等についてお知らせします

 2021年11月16日、玄海3,4号機の特定重大事故等対処施設の工事現場において電源ケーブルを巻き取る電工ドラム付近から、発火及び発煙を確認したため、消火活動を行うとともに公設消防へ通報を行いました。その後、同消防により、鎮火していることが確認されました。

2021年11月16日お知らせ済み

 また、同年12月11日、玄海原子力発電所において、緊急時対策棟設置工事実施中に鉄筋をクレーンで吊り下げる作業を実施していたところ、鉄筋が落下し本設置工事に従事していた請負会社作業員2名に接触しました。

2021年12月11日お知らせ済み

 この2件の事象について調査を行い、原因と対策について取りまとめるとともに、2020年に実施した作業点検後にも、これらの事案が続いている状況を踏まえ、火災等の事案を根本から幅広く検証した結果と作業安全達成のための取組みについて、今回、取りまとめましたので、別紙の通りお知らせします。

 これらの原因と対策、及び検証結果と作業安全のための更なる取り組みについて、本日、佐賀県及び玄海町をはじめとする関係自治体へ報告しました。

 当社は、原子力発電所の運営にあたっては、地域の皆さまに安心し、信頼していただけるよう努めることが、最も大切であることを肝に銘じ、再発防止に向けた取り組みを着実に積み重ねてまいります。

以上