平成19年6月11日 九州電力株式会社 |
相浦発電所1号排煙脱硫装置の火災について
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相浦発電所において、6月9日(土)17時頃に発生しました火災につきまして、地域住民の皆さまをはじめ、消防や警察、自治体関係者、報道機関の皆さまに、大変なご心配と多大なご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。
今回の火災は、本年3月から1年をかけて1、2号機の排煙脱硫装置の撤去工事を行っている中、1号排煙脱硫装置の吸収塔で発生しました。 排煙脱硫装置とは、ボイラーで石油を燃焼する際に発生する硫黄酸化物(SOx)を除去する環境対策装置ですが、近年は低硫黄の石油を使用することにより、環境保全が図れることから、平成17年12月に環境保全協定を見直し、この装置を廃止することとしたものです。 火災の原因については、現在調査中ですが、1号排煙脱硫装置吸収塔の煙道をクレーンで吊り上げる金具を取り付けるため、バーナを使用して煙道の上部に穴を開ける作業を行っていました。その際にバーナの火花が落下し、散水していたにもかかわらず、内部に充填しているプラスティック製の部品に火が移り、火災に至ったものと推測しています。 今後、火災の原因を究明し、再発防止策の徹底を図ってまいります。 |
以上
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