当社は従来から、九州電力グループ一体となって、事業活動と環境を両立する環境経営を推進していますが、今回、「九州電力環境憲章」と「九電グループ環境理念・方針」を統合した「九州電力グループ環境憲章」を制定し、本憲章に基づき、「平成20年度環境アクションプラン」を策定しました。
平成20年度環境アクションプランにおいては、「地球環境問題への取組み」、「循環型社会形成への取組み」、「地域環境との共生」、「社会との協調」、「環境管理の推進」という5つの柱のもと、持続可能な社会を目指して、環境経営を着実に推進していくこととしています。5つの柱の主な取り組みは、以下のとおりです。
1 地球環境問題への取組み
- 原子力発電所の安全安定運転や再生可能エネルギーの導入拡大などの電気の供給面、及び省エネルギー機器の普及促進やお客さまへの省エネルギー情報提供などの電気の使用面の両面からCO2排出抑制対策に取り組み、京都議定書第一約束期間(2008~2012年)におけるCO2排出抑制目標の達成に努めます。
2 循環型社会形成への取組み
- 産業廃棄物の共同回収の効率的かつ効果的な運用などを通して、リサイクル率の向上と社外埋立処分量の削減を図ります。
3 地域環境との共生
- PCB廃棄物の適切な保管・管理を徹底するとともに、高濃度PCB廃棄物の無害化処理を着実に進めます。
4 社会との協調
- より多くのお客さまとの環境コミュニケーションを推進するとともに、エコ・マザー活動や出前授業等を積極的に実施し、将来を担う次世代層の「環境とエネルギー」についての意識の高揚に寄与します。
5 環境管理の推進
- 当社の全事業所及びグループ会社における環境マネジメントシステムの的確な運用により、環境活動の更なる定着化と環境負荷の継続的な低減を図ります。
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