プレスリリース

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プレスリリース

平成23年7月15日
九州電力株式会社

今夏の需給状況について

今夏の供給予備力の見通し

  • 玄海原子力2・3号機、川内原子力1号機の運転が再開できない場合、夏季ピーク時に供給予備率が4.0%まで低下します。
  • また、昨年夏の最大需要並みの電力需要となれば、供給予備率は2.2%となります。
  • 安定供給のためには8~10%の供給予備率が必要であり、夏場の高気温による更なる電力需要の増加や電力供給設備の故障発生時には需給バランスが崩れる恐れがあります。
今夏の供給予備力の見通しのグラフ

燃料調達状況

  • 気温が平年並みの場合は、7月から9月にかけて石油換算で100万klの追加調達が必要であり、現時点で80万klの燃料が確定しました。
  • しかし、気象台の予報(7月8日)によると、「今夏の気温は高め」と予想されており、この場合、7~9月にかけて更に20万klの燃料の追加調達が必要となります。
    また、秋以降も燃料の供給逼迫が懸念されており、10月以降の燃料についてもあらかじめ手当てすることが必要と考えております。このための追加調達量は25万klです。
  • このようなことを踏まえると、現時点では、原子力の運転再開が行われないと、7~9月の間に145万kl程度の追加調達が必要と考えております。

【7~9月の追加調達必要量の見通し】

7~9月の追加調達必要量の見通しのグラフ

【7~9月の発受電電力量】

7~9月の発受電電力量の表