当社は、宮崎県西都市において一ツ瀬維持流量発電所の建設を進めてまいりましたが、電気事業法に基づく使用前自主検査を終了し、本日、営業運転を開始しましたので、お知らせします。
本発電所は、水資源の有効活用を図るため、未利用エネルギーであるダムからの河川維持流量※1を利用した最大出力330kWの水力発電所です。なお、年間の発電電力量は約220万kWhを想定しており、これは一般家庭約600世帯が1年間に使用する電力量に相当します。
当社は、今後も地球温暖化への対応及び国産エネルギー有効活用の観点から、 再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。
※1 河川維持流量・・・ダム下流の生態系の保護など河川環境の維持のために必要な用水
〔一ツ瀬維持流量発電所の概要〕
発電所所在地 |
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宮崎県西都市 |
水系及び河川名 |
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一ツ瀬川水系一ツ瀬川 |
最大使用水量 |
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0.90m3/s |
有効落差 |
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50.42m |
最大出力 |
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330kW |
年間発電電力量 |
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約220万kWh |
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