プレスリリース

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平成29年11月30日
九州電力株式会社

熊本地震復興支援事業の一環として当社保有特許の無償提供を開始しました
-当社が保有する全217件の特許を被災企業さまへ無償提供-

 当社は、熊本地震の復興支援事業の一環として、当社が保有する特許の活用を希望される被災企業さまに対して、全ての特許(217件)を原則無償で提供する取組みを開始しました。

 本支援事業は、平成29年9月29日に経済産業省九州経済産業局、一般社団法人熊本県工業連合会、中国電力株式会社並びに九州電力株式会社の4者で事業スキームについて合意し、協定を締結したものです。

 特許の提供にあたっては、一般社団法人熊本県工業連合会内に設置される熊本県内公的機関の有識者で構成する「被災企業認定委員会」における被災認定を経て、許諾します。
 被災企業さまからの申込は、窓口である一般社団法人熊本県工業連合会にて本日(11月30日)から受付を開始します。

 本支援事業を通じて当社の特許技術を被災企業さまにご活用頂くことで、コストを抑えた迅速な新製品開発、新規事業展開につながることを期待しています。
 当社は、本枠組みも含め、今後も被災地に寄り添った形で熊本の復興に向けた支援を継続してまいります。

【無償提供する特許例】

非常用電源として機能する小型電池内蔵コンセント
住宅内の各コンセントの内部に設置した小型電池が、停電時に自動で連係し、非常用電源として重要度の高いコンセントに優先的に電気を供給
IHクッキングヒーターを利用した冷却調理器
IHクッキングヒーター上に本調理器を置くことで、IHクッキングヒーターから出る磁力線が冷却素子のエネルギー源となり、粗熱とり・急速冷却などの冷却調理が可能

九州電力が保有する特許一覧

以上