プレスリリース

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2021年7月7日
九州電力株式会社
SBパワー株式会社

「家庭向けDRサービス」の参加者が1万8千世帯を突破!
-スマホアプリを活用した節電(下げDR)効果に加え、需要創出(上げDR)の有効性も確認-

 九州電力株式会社(以下「九州電力」)およびSBパワー株式会社(以下「SBパワー」)は、2021年2月16日から、SBパワーの家庭用デマンドレスポンスサービス(以下「DRサービス」)を活用したスマホアプリ「九電eco/キレイライフプラス」によるDRサービスの共同実証に取り組んでおり、この度、参加者数が当初目標の1万世帯を大きく超え、2021年6月には1万8千世帯を突破しました。

 今回の実証において、太陽光発電からの供給量が減少する夕方に節電を行う「節電チャレンジ(下げDR)」では、1日あたり世帯ごと平均0.95kWhの消費電力量が削減され、これまで難しいとされた家庭向けDRの効果が確認できました。

 また、1年の中でも電力需要が少ない春秋の昼間帯など、太陽光発電からの供給量が需要を上回りやすい時間帯で需要を創出するために、他の時間帯から家電機器のご使用時間を移していただく「使ってお得・エコチャレンジ(上げDR)」では、約6割のお客さまにご参加いただき、1日あたり世帯ごと平均0.36kWhの需要が創出されました。
 特に、電気自動車(EV/PHEV)や、電気給湯機(エコキュート)を保有されているオール電化のお客さまでは、1日あたり世帯ごと平均0.41kWhの需要が創出され、再生可能エネルギーの更なる活用に対する電化推進の有効性が確認できました。

 今回の反響や効果は、お客さまの電力サービスへの関心の高まりと捉えており、九州電力は、今後も、需給バランスの最適化によるお客さまの省エネ・電気料金低減への貢献や再生可能エネルギーの更なる活用など、環境に優しい新たなエネルギーサービスの提案に、SBパワーと共同で取り組んでいきます。

 なお、今夏は、国から「電力需給がここ数年で最も厳しい」との見通しが示され、「省エネの取組みが例年以上に重要」とのメッセージが発出されています。
 九州電力は、DRサービスの「節電チャレンジ(下げDR)」を積極的に活用し、お客さまに楽しみながら「無理のない範囲での節電」に取り組んでいただくことを通じて、今夏の電力の安定供給確保に努めていきます。

以上

九州電力、SBパワーのロゴ