プレスリリース

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2022年1月17日
昭和鉄工株式会社
九州電力株式会社

ボイラー燃料を削減する「自然冷媒ヒートポンプ給水予熱機」を共同開発しました
-製品販売に向けて2022年4月から受注開始-

 昭和鉄工株式会社(所在:福岡県糟屋郡、代表取締役社長:日野宏昭)と九州電力株式会社(所在:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺和弘)は、食品工場などで使用されている蒸気ボイラーの燃料を削減する「自然冷媒ヒートポンプ給水予熱機」(商品名:プレキュートTM)を共同開発しました。「プレキュートTM」は、昭和鉄工株式会社が 2022年4月から受注を開始します。

 今回開発した機器システムは、「蒸気ボイラーの給水を効率よく予熱(給水温度を予め上げておくこと)する」ことをコンセプトとしており、蒸気ボイラーの燃料を削減するとともに、CO2排出量の削減を図ることができます。給水を予熱することに機能を絞り、ヒートポンプ構成部品を極力削減することで価格を抑え、簡単な工事のみで設置できるコンパクトなシステムとなっています。また、ヒートポンプの冷媒は、高温出湯ができるエコキュートと同じ自然冷媒(CO2)を使用しており、環境にやさしい製品です。

 本製品は、蒸気ボイラーを多く利用している食品工場などに導入しやすく、広く普及することでCO2排出量削減への大きな効果が期待できます。

 両社は、今後も、産業部門を始めとした電化の推進に取り組み、低・脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

以上