プレスリリース

  • このリンクをシェア
  • ツイート
九州電力と東京大学大学院工学系研究科のロゴイメージ
2022年6月30日
九州電力株式会社
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科

水電解水素製造用の新規高性能電極材料の開発に関する共同研究を開始します
-水素製造の高効率化と低コスト化によりカーボンニュートラルの実現に貢献-

 九州電力株式会社(本店所在地:福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺 和弘、以下「九州電力」)と東京大学大学院工学系研究科(本部所在地:東京都文京区、研究科長:染谷 隆夫)は、水電解水素製造用の新規高性能電極材料の開発に関する共同研究を開始します。

 本共同研究では、東京大学未来ビジョン研究センター(注)が保有するカーボンナノチューブ関連技術や機能性金属ナノメッキ技術などを応用し、従来の電極と比べて電解効率が高く、白金などの貴金属使用量を低減した電極材料を開発することで、水素製造コストの低減を目指します。

(注)研究担当

副センター長 坂田 一郎教授(東京大学大学院工学系研究科教授、総長特別参与)、古月 文志特任教授

 九州電力は、将来の火力発電所での水素混焼や地域エネルギーシステムでの水素活用を見据えて、実用化にあたっての課題抽出などを行います。

 九州電力と東京大学大学院工学系研究科は、水素製造技術の高効率化と低コスト化に取組むことで、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

以上