プレスリリース

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2022年7月26日
九州電力株式会社

持続可能な社会の構築に向けた資源循環の拠点
「サーキュラーパーク九州」の実現に向け、検討を開始します
-川内発電所跡地にて資源循環の社会実装に取り組みます-

 当社は、所有する川内発電所跡地(2022年4月廃止:鹿児島県薩摩川内市港町)に関して、薩摩川内市と「川内発電所の跡地活用に関する基本協定」を締結し、跡地の有効活用を通じて、地域の持続的発展を目指すこととしております。

2022年2月21日お知らせ済み)

 本日、循環経済(サーキュラーエコノミー)と脱炭素化の推進による持続可能な社会の構築に向け、川内発電所跡地を資源循環の拠点「サーキュラーパーク九州(略称:CPQ)」として位置づけ、その基本構想を公表するとともに、具体的な検討を開始することとしましたのでお知らせします。

 現在、SDGsの達成による持続可能な社会の構築に向けて、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした線形経済から、限りある資源を循環させることによるサーキュラーエコノミーへの移行が世界的にも課題となっています。

 本事業は、サーキュラーエコノミーの一環として、廃棄物等の再資源化による資源循環に取り組むものです。加えて、企業や大学等の持つ資源循環に関する技術と知見の活用、薩摩川内市の協力による実証実験等により、資源循環に係る課題解決に向けた社会実装にも取り組むものです。
 当社は、これらの取組みによりサーキュラーエコノミーと脱炭素化を推進し、環境負荷低減を図ることで、持続可能な社会の構築に貢献することを目指します。

 今後、当社と薩摩川内市に加え、リサイクル事業において高い技術力と実績を持つ株式会社ナカダイホールディングス(東京都)、資源循環分野において先進的な研究に取り組んでいる学校法人早稲田大学(東京都)及び地域に幅広いネットワーク を有する株式会社鹿児島銀行(鹿児島県)を中心とした産官学連携により、「サーキュラーパーク九州」の実現に向けた具体的な検討を進めてまいります。

以上