当社は、米国現地法人Kyuden Urban Development America, LLCを通じて、住友林業株式会社の米国子会社であるCrescent Communities, LLC（以下 Crescent社）と共同でバージニア州チェスターフィールドにおける物流施設開発事業に参画します。当社が海外で物流施設開発事業に参画するのは今回が初めてとなります。

　本事業は、Crescent社と共同で、延床面積4.7万㎡の最大６区画まで分割可能なマルチテナント型の物流施設の開発を行うものです。開発地は、州間高速道路95号線沿いに立地し、州都リッチモンドをはじめとする大都市や、バージニア港、リッチモンド国際空港へのアクセスが優れています。開発にあたっては、建物の環境配慮認証であるLEED^（注１）の取得や建物ライフサイクルアセスメント^（注２）を実施し、物流施設の高付加価値化に取り組みます。

（注１）US Green Building Council が開発及び運用を行う建物と敷地利用についての環境性能評価システム

（注２）建物のライフサイクル（調達、施工、運用、修繕、解体）における環境負荷を定量的に評価する手法

　九電グループは「九電グループ経営ビジョン2030」において、2030年の連結経常利益を1,500億円（うち５割を国内電気事業以外）とする目標を掲げており、事業領域の拡大に向け、今後も都市開発・まちづくりに積極的に取り組んでまいります。

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