プレスリリース

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2023年4月28日
九州電力株式会社

「GXリーグ」への参画を決定しました

 当社は、経済産業省が2022年2月1日に公表した「GXリーグ基本構想」に賛同のうえ、我が国の2050年のカーボンニュートラル実現に向け、賛同企業等との議論や情報共有などを通じてGXに関する知見を蓄え、本日、GXリーグへ参画することとしましたので、お知らせします。

 GXリーグは、カーボンニュートラルにいち早く移行するための挑戦を行い、自ら以外のステークホルダーも含めた経済社会システム全体の変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引していく企業群が、日本政府・大学等の教育機関・金融機関等でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと共に、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行うことを目的としています

GXリーグのロゴマーク

 当社は、GXリーグへの参画を通じ、カーボンニュートラルの実現に向けて同リーグのコンセプトである「リーダーシップ」を発揮するとともに、参画企業をはじめとしたステークホルダーの皆さまと協働することで、日本の温室効果ガス排出削減に向けた市場のルール形成や、ビジネス機会の創出等に最大限貢献してまいります。

 GXリーグにおいては、自ら掲げた目標に向けた排出量取引(以下「GX-ETS」)が2023年度から試行的に開始され、2026年度からの本格稼働や、2033年度からの発電事業者に対する「有償オークション」の段階的導入(注)など、発展の方向性が示されています。

(注)発電事業を行うための排出量に相当する排出枠を、発電事業者がオークション形式で調達。まずは排出枠が無償交付され、段階的に減少(有償化率を上昇)される見通し

 加えて、当社では、日本の温室効果ガス排出削減に向けては「電化の推進」が不可欠であり、GX-ETSの発展にあたっては、電化政策との整合性を確保し、実効性をもった制度となることが重要であると考えています。

 当社は、2021年4月に公表した「九電グループカーボンニュートラルビジョン2050」のもと、これからもエネルギー需給両面の取組みの柱である「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」へ挑戦し続け、日本の低・脱炭素化に大きく貢献してまいります。

以上