株式会社JERA（以下、「JERA」）と九州電力株式会社（以下、「九州電力」）は、本日、エネルギー安定供給および脱炭素社会の実現に向けた包括的協業検討に関する覚書を締結しました。

　JERAと九州電力は、これまで、LNG輸送船の共同保有やグループ会社を通じたLNGトレーディングによる燃料需給調整協力を実施しており、更には2022年度から発電用燃料としての水素・アンモニアのサプライチェーン構築・拡大に向けた検討を進めてまいりました。

　本覚書は、これまでの協業関係を更に強化・拡大し、エネルギー安定供給および脱炭素社会の実現を加速させるため、以下の項目等を検討することを定めたものです。

　また、両社は、本覚書に基づき、新規電源の共同開発として、五井火力発電所（千葉県市原市）の更新計画を進めている「五井ユナイテッドジェネレーション合同会社」におけるJERAの出資持分の一部を九州電力に対して譲渡する契約を、本日締結しました。今後、必要な手続きを経て、10月中に譲渡を完了する予定です。

　両社は、地域を始めとした皆さまのご理解を賜りながら、このたびの包括的協業検討における取り組み等を通じて、エネルギー安定供給および脱炭素社会を実現してまいります。