プレスリリース

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2024年1月24日
九州電力株式会社

「2022年度容量市場メインオークション」において入札価格に算定誤りがありました

 当社は、電力・ガス取引監視等委員会(以下、同委員会)による「2023年度容量市場メインオークション(注1)」の入札前監視(注2)において、一部電源の入札価格算定に誤りが見つかったことから、過去のオークションについても調査を行ったところ、「2022年度容量市場メインオークション」においても、同様の事象が確認されました。
 算定誤りの原因は、入札価格算定プログラムを更新した際に、誤った計算式を使用したことによるものです。

 本件について、9月1日に同委員会へ報告し、本日、「容量市場における入札ガイドライン」に基づく業務改善指導を受領しました。

(業務改善指導の内容)

 今後同様の事態が生じないよう、容量市場のオークションへの入札価格の決定に係るプロセス及びチェック体制の見直しを含む再発防止策の策定や、当該再発防止策の確実な実施など、必要な措置を講ずること等

 今後、同委員会からの指導に従い、適切に対応するとともに、同様の事象が発生しないよう、再発防止を徹底してまいります。

(注1)容量市場は、電源の投資回収予見性を高めるとともに、中長期的な供給力・調整力を確保すること等を目的として、2020年度に新設された制度であり、4年後に全国で必要な供給力を、国がオークションにより全国一括で確保する制度。
なお、2023年度容量市場メインオークションについては、適正な価格を再算定し入札済。

(注2)基準価格(前年度の指標価格)を上回る価格で入札する可能性のある電源について、同委員会が入札前に価格の妥当性を確認するもの。

以上