プレスリリース

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2024年1月24日
株式会社キューデン・インターナショナル
九州電力株式会社

ベトナムにおけるLNG to Power プロジェクトの事業会社を設立しました
-九電グループ初の海外におけるLNGの調達、気化、発電まで一貫して行うプロジェクト-

 九電グループである株式会社キューデン・インターナショナルは、チュオン・タン・ベトナム・グループ(Truong Thanh Viet Nam Group)、東京ガス株式会社と共同で、事業会社「タイビン・LNG・パワー・ジョイントストックカンパニー(Thai Binh LNG Power Joint StockCompany:以下「TBLP」)」を1月23日に設立しました。

 TBLPは、ベトナムタイビン省における、浮体式LNG受入基地(注1)およびガス火力発電所(発電容量:150万kW)の開発・建設・運営、LNG調達、ベトナム電力公社への売電を行うLNG to Powerプロジェクト(注2)の事業性評価を実施し、2029年までの商業運転開始を目指します。

 なお、本プロジェクトは、九電グループにとって海外で初めてとなる、LNGの調達、気化から発電まで一貫して行うものであり、またベトナムにおいてはバリア・ブンタウ省のフーミー3号プロジェクト(注3)に続くガス火力発電所プロジェクトです。同国においては、特に北部で経済成長に伴う電力不足が問題となっており、またカーボンニュートラルに向けて石炭火力からのトランジション電源としてのガス火力発電所の重要性が増しています。このような中、九電グループでは、本プロジェクトの開発を通じ、同国における電力の安定供給による発展、および低炭素化・脱炭素化への貢献を目指して参ります。

 九電グループは、これまで培った高い技術力や豊富な経験を活用し、再エネや送配電事業等の脱炭素投資を中心に、低炭素化に資する高効率ガス火力発電事業も推進し、「九電グループカーボンニュートラルビジョン2050」に掲げる低炭素で持続可能な社会の実現に向けて、引き続き挑戦して参ります。

(注1)洋上に係留固定されたLNG船に再ガス化設備を搭載したLNG受入基地(Floating Storage & Regasification Unit)

(注2)ガス火力発電の燃料であるLNGの調達、気化から発電まで一貫して行うプロジェクト

(注3)事業紹介リンク https://www.kyuden-intl.co.jp/business/phumy.html別ウィンドウ


以上