九州電力株式会社
芙蓉総合リース株式会社
電気バスのサブスクサービス「九電でんきバスサービス」を沖永良部島で開始しました
-電気バスを多目的に活用するサービスを通じて離島のカーボンニュートラルに貢献-
九州電力株式会社(福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺和弘、以下「九州電力」)と芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:織田寛明、以下「芙蓉リース」)は、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みの一環として、電気バスを活用した自治体や民間企業向けソリューションサービスの事業化準備を進めてきました。
本日、第一号案件として、鹿児島県知名町(沖永良部島)のホテル送迎バスを対象とした「九電でんきバスサービス」を開始しました。
本サービスは、各種送迎バスやスクールバス、コミュニティバスなどを保有・運行される自治体や民間企業等に対して、電気バスや充放電器などの設備、並びに、導入コンサルティングやエネルギーマネジメントなどのソリューションサービスをパッケージとして定額制(サブスクリプション)でご利用いただくサービスです。地域の再生可能エネルギーを活用したCO2フリー電気での運行や、電気バスを停電時の非常用電源として活用した地域の防災拠点づくりなど、電気バスを多目的に活用いただくための様々なサービスを提供することで、お客さまの経済性や環境価値をより高めることを目指しています。
知名町は、同じ沖永良部島に位置する和泊町とともに、2022年4月に環境省の脱炭素先行地域に選定されるなど、「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ」として様々な事業を展開されています。今回、同町が経営する「おきえらぶフローラルホテル」の送迎バスに本サービスを導入することから、九州電力と同ホテルで長期間のサービス契約を締結しました。
九州電力と芙蓉リースは、今後も、九電グループが保有するエネルギーサービスや充放電マネジメント等の知見と、芙蓉リースグループが強みとするモビリティ物流分野のリース・ファイナンス等に関する知見を掛け合わせることで、あらゆる地域における自治体や民間企業等の運輸・交通部門の電化推進などを通じて、カーボンニュートラルの実現に向けて貢献してまいります。
以上