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法人のお客さまの値上げ内容(値上げ申請時)

法人のお客さまの値上げ内容(値上げ申請時)

電気料金値上げのお願いについて

平素より、弊社の電気をご利用いただき誠にありがとうございます。
また、日頃より節電にご協力いただいておりますことに対し、重ねてお礼申し上げます。
このような状況の中、お客さまにご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございませんが、平成25年4月から電気料金を値上げさせていただきたくお願い申し上げます。

法人のお客さまの電気料金値上げ内容

1 電気料金値上げのお願いに至った背景について

(1)燃料費等の大幅な増加により経営収支が大変厳しい状況です

原子力発電所の再稼働の遅延に伴う燃料費等の増加により、

  • 平成23年度は2,300億円の赤字となりました。
  • 平成24年度は、緊急経営対策として1,500億円規模の削減を現在実施しているところですが、3,700億円程度の赤字となる見通しです。
弊社収支の実績と見通し

(2)財務内容の悪化により電力の安定供給に支障をきたすおそれがあります

  • 原子力発電所の再稼働の遅延がもたらす大幅な赤字により、借入金が増大し自己資本比率が低下するなど財務内容が急速に悪化しており、現行の電気料金水準を維持したままでは、純資産が資本金等を下回る事態も予想されます。
  • 財務内容の悪化に歯止めがかからなければ、資金調達にも支障をきたし、弊社の基本的使命である電力の安定供給が困難になるおそれがあります。
純資産の実績と見通し
有利子負債 18,900億円 19,700億円 23,600億円 26,400億円
自己資本比率 26% 25% 19% 10%程度

(3)やむなくお客さまに値上げをお願いいたします

  • 燃料費等の増加により、平成25~27年度の3か年平均原価は、1兆4,970億円となる見込みですが、当該期間に現行の電気料金を継続した場合の収入は、1兆3,454億円に留まる見込みであり、1,516億円の収入不足が発生することとなります。
  • このため、誠に申し訳ございませんが、やむなく値上げをお願いせざるを得ないとの判断に至りました。
今回原価と改定前収入の差

(4)お客さまへ値上げをお願いするにあたり、可能な限り経営合理化に取組んでいます

  • 今回の原価におきましては、平成25~27年度の3か年平均で1,100億円規模の効率化努力を織込んでいます。
効率化額の内訳
項目 平成25~27年度の主な取組みと平均織込み額
減価償却費
(設備投資)
  • 設計基準、仕様の見直し
  • 工事中止・繰延べ・縮小
マイナス200億円
修繕費
  • 点検周期の延伸化
  • 修繕工事の中止・繰延べ・規模縮小
マイナス300億円
諸経費
  • 業務委託範囲・内容の見直し
  • 普及開発関係費、団体費、研究費等の中止・繰延べ・規模縮小
マイナス150億円
人的経費
  • 役員報酬の削減
    平成24年度に実施した更なる減額(取締役マイナス35%)の継続
  • 年収水準の引下げ
    能力や職責・成果を反映する賃金制度を基に、年収水準を引下げ。
  • 福利厚生の見直し
    財形貯蓄制度やカフェテリアプランの見直し
  • 採用の抑制
    平成25年度採用者数250名程度(前年比マイナス100名程度)に続き、平成26年度以降も抑制
マイナス400億円
その他費用
  • 調達方法の多様化による燃料費低減
マイナス50億円
合計 マイナス1,100億円規模
2 電気料金値上げのお願いの内容について

特別高圧・高圧で受電のお客さまにつきましては、現行料金で供給を継続した場合、平成25年度から平成27年度の3か年平均で、原価と収入に年間923億円の差が生じる見通しです。
この原価と収入の差につきまして、以下の内容で電気料金の値上げをお願い申し上げます。
お客さまにご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

電気料金値上げの具体的内容

(1)電力量料金の値上げをお願いいたします

平成25年4月からの電力量料金単価につきましては、受電電圧(特別高圧および高圧)に応じて、現行の電力量料金単価に以下の単価を一律加算したものとさせていただきます。(基本料金単価は変更ございません。)

電力量料金値上げ単価(税込) 特別高圧 1.62円/kWh
高圧 1.65円/kWh

(注)特別高圧と高圧では、発電所から送電した電力に対して、送電線・配電線で失われる電力が占める割合(送配電ロス率)が異なることから、単価差が生じています。

(2)契約継続割引の廃止をお願いいたします

弊社とご契約いただいてから1年経過以降、契約継続年数に応じて、自動的に電気料金を割引するメニューである「契約継続割引」を合わせて廃止させていただきます。

値上げの考え方(特別高圧・高圧分)

(3)今後、引き続きご契約いただけるお客さまにつきまして、平成25年4月1日以降は、電気料金の値上げをお願いいたします。
ただし、平成25年4月1日が、お客さまの現在のご契約期間の中途である場合は、ご契約期間満了までは現行料金を継続させていただき、ご契約期間満了後の新しい契約につきまして、電気料金の値上げをお願いいたします。

例:ご契約期間満了日と値上げ開始時期

ご契約期間満了日 値上げ開始時期
平成25年1月31日 平成25年4月1日
平成25年3月31日 平成25年4月1日
平成25年5月31日(注) 平成25年6月1日

(注)イメージ

契約電力500kW未満のお客さまで、
ご契約期間:平成24年6月1日~平成25年5月31日、計量日:毎月1日の場合
平成25年6月1日以降のご使用分(7月分)から、値上げ後の新料金となります。

(4)値上げ後の新料金開始時期に合わせて燃料費調整制度における基準燃料価格および基準単価の見直しを行います

  内容 単位 旧燃料費調整 新燃料費調整
基準燃料価格 基準となる平均燃料価格 円/kl 26,500 33,500
基準単価 平均燃料価格が1,000円/kl変動した場合の電気料金単価への影響額 銭/kWh 特別高圧:13.1
高圧:13.4
特別高圧:15.9
高圧:16.2

よくあるご質問

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