実績値と目標値は次表のとおりです。
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項目
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単位
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実績
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目標
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1997年度
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1998年度
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2003年度
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地
球
温
暖
化
の
防
止
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CO2(二酸化炭素)排出原単位*1
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kg-C/kWh
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0.076
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0.078
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0.1程度
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CO2排出量*1
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万トン-C
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598
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634
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800程度*2
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原子力発電所設備利用率
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%
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85.9
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79.8
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80程度
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火力発電所熱効率(発電端)
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%
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39.4
|
39.8
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40程度
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送配電ロス率
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%
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5.7
|
5.6
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現状値程度
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太陽光発電設備容量
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kW
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290
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300
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325
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風力発電設備容量
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kW
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850
|
1,750
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3,250
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新エネルギーからの電力購入量
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百万kWh
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166
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271
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極力購入
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蓄熱システム負荷設備容量
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万kW
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15.8
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18.4
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36
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機器点検時のSF6(六フッ化硫黄)回収率
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%
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38
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77
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97以上
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オフィス電力使用量
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百万kWh
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106
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110
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現状値以下
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地
域
環
境
と
の
共
生
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SOx(硫黄酸化物)排出原単位
[火力発電電力量当たり]
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g/kWh
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0.36
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0.33
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0.4程度
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NOx (窒素酸化物)排出原単位
[火力発電電力量当たり]
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g/kWh
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0.25
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0.23
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0.3程度
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原子力発電所周辺公衆の線量評価値(1年当たり)
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ミリシーベルト
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0.001未満
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0.001未満
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0.001未満
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産業廃棄物リサイクル率
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%
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48
|
44
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90程度
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特定フロン等消費量
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トン
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0.9
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1.0
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ゼロ
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エネルギー管理土有資格者数
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人
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501
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500
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500以上
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公害防止管理者有資格者数
|
人
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481
|
474
|
500以上
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*1:1990年度のCO2排出原単位は0.110kg-C/kWh,CO2排出量は682万トン-C *2:1999年度計画に基づく見通し
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1998年度の実績値を1997年度値と比較すると
●
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CO2排出量は36万トン-C増(対前年度比6.0%増)となり,発電電力量の伸び率(対前年度比2.9%増)を上回りました。これは,発電過程でCO2を発生しない原子力の発電電力量が減少した(対前年度比3.4%減)ことによるものです。なお,国際的な基準年である1990年度と比べると,CO2排出原単位,排出量とも減少しています。(対1990年度比排出原単位29%減,排出量7%減)
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●
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火力発電所の熱効率は,0.4ポイント上昇しました。これは,熱効率の高い新大分3-1号系列(LNG:液化天然ガス)の運転開始などによるものです。これに伴いSOx,NOxの排出原単位も,それぞれ0.03g/kWh,0.02g/kWh減少しました。
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●
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産業廃棄物のリサイクル率は,4ポイント低下し,44%となりました。これは,全体のリサイクル率を押し上げていた石こう(100%リサイクル)の発生量が減少したことなどによるものです。
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なお,目標年度については,前年度までは2000年度としていましたが,フロン以外はすべて達成できる見通しであること,当社の中期経営方針の目標年度が2003年度であることなどを勘案し,今回からは2003年度に変更し,新たな目標値を定めました。
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