佐賀市嘉瀬川における油膜発見について(最終)
九州電力株式会社
6月1日(木)13時30分頃、佐賀市嘉瀬川水系の当社水力発電所付近の河川において、当社委託会社社員が設備調査中に油膜を発見しました。(平成29年6月2日お知らせ済み)
回収した油の成分を分析した結果、発見した油膜の一部が、当社発電所から流出したものと判断いたしました。今回の油流出により、地域の皆さま、関係者の皆さまには、大変ご迷惑を おかけし、深くお詫び申し上げます。
〈油の成分分析結果〉
発見した油膜について、分析機関で成分分析を行った結果、南山発電所水槽の油膜と当社が嘉瀬川水系の発電所で使用している油は、完全には一致しないとの見解 でしたが、成分の傾向が類似しているため、南山発電所水槽の油膜は、当社発電所から流出したものと判断しました。 (別紙「位置図(1)」)
一方、川上川第一発電所水槽の油膜は、南山発電所水槽の油膜とは別の種類との分析機関の見解であり、当社発電所から流出したものではないと判断しました。 (別紙「位置図(4)」)
〈流出原因及び再発防止〉
当社発電所から油が流出した原因は、5月28日(日)に鮎の瀬発電所構内で機器不具合による油漏れがあり、油回収・清掃を実施したものの、油の一部が建物内(床面)のくぼんだ穴に残留し、そのくぼんだ穴が埋設排水管と繋がっており、微量の油が発電所外へ流出したと考えています。
このため、不具合機器の交換、床面のくぼんだ穴と埋設排水管出口の 封鎖とともに、埋設排水管のルートの変更など油流出防止に関する更なる対策に努めてまいります。
添付ファイル |
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別紙 位置図ほか(印刷用) | (134KB) |