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Qでんにぎわい創業プロジェクト

Qでんにぎわい創業プロジェクトの写真
トピックス

Qでんにぎわい創業プロジェクトって?

Sorriso risoオープン5周年イベントの様子の写真

持続性のあるビジネスモデルを構築することで、地域の皆さまと協働しながら地域の課題解決を図るプロジェクトとして2019年7月より開始しました。
本プロジェクトは、「交流人口拡大」「関係・定住人口の創出」「地場産業振興」を通じた地域活性化に繋がる取組みをテーマに、地域の皆さまと一緒に知恵を絞り、持続可能な地域課題解決ビジネスを企画し、共同で実行していくものです。

共同事業の事業主体となる「一般社団法人 九電にぎわい創業カンパニー」を2020年10月に設立し、長崎県東彼杵町における事業化を決定し、2021年2月から事業を開始しています。

プロジェクトの対象の地域・団体についてご紹介します

長崎県東彼杵町(2020年1月:事業検討開始 2021年2月:事業開始)

かつて、長崎街道の宿場町として、たくさんの人で賑わった東彼杵町。しかし、現在、人口減少や高齢化に伴う地域の担い手不足という課題と向き合っています。
私たちは、「一般社団法人 東彼杵ひとこともの公社」と力を合わせ、移住・創業支援と地域の特産品開発による地域活性化を目指しています!
具体的には、交流人口拡大に向けた物産品の販売事業や、関係人口・定住人口の創出に向けた交流拠点整備事業を実施していきます。

東彼杵プロジェクトへのバナー
「そのぎ茶」で有名な東彼杵町の写真

「そのぎ茶」で有名な東彼杵町。茶畑が一面に広がります

一般社団法人 東彼杵ひとこともの公社

人口減少に悩む東彼杵町で、創業支援や町の情報・文化の発信に取り組まれてきた東彼杵ひとこともの公社。活動の拠点として古い米倉庫を改築してオープンした「Sorriso riso」を中心に、15軒の店舗が開業。
2020年2月には、お茶のセレクトショップ「くじらの髭」が直営店としてオープンしました。

東彼杵ひとこともの公社代表 森さん(写真右から2人目)の写真

東彼杵ひとこともの公社代表 森さん(写真右から2人目)

そのぎ茶の購入はもちろん、ほうじ茶の焙煎体験もできる「くじらの髭」の写真

そのぎ茶の購入はもちろんほうじ茶の焙煎体験もできる「くじらの髭別ウィンドウ

福岡県新宮町相島(2021年4月:事業検討開始 2023年1月:事業開始)

万葉集や続古今集にも詠われた歴史ある島。猫の観察や釣り、史跡散策、バードウォッチングなどを目的とした観光客が多く訪れています。一方、最盛期の1960年には1,318人いた人口も年々減少を続け2021年には240人程度となり、また少子高齢化も急速に進行しています。相島の課題である地域コミュニティの「担い手不足」の解決に向けて、3つの対策(産業創出・暮らし・移住者)に相島、新宮町、当社の三位一体で取り組み、関係・定住人口の創出を目指しています!
本プロジェクトでは、「産業創出」に寄与する取組みとして、魚の加工食品事業を進めていきます。

相島プロジェクト 相島での取組みをご紹介予定のバナー
漁港の写真

基幹産業の漁業が盛んで、一本釣り漁法で獲った魚は新鮮さが売りです

相島活性化協議会

福岡県新宮町の地方創生の取り組みの一貫として、少子高齢化に伴う相島地区の課題へのアプローチを行う島民の代表者で構成する団体。「空き家の活用・宿泊施設・働く場」という課題を踏まえてお試し宿泊施設を1棟開設するなど、様々な取り組みを進めています。

宿泊施設 STAY HOUSE 槝ーkashi-の写真

宿泊施設 STAY HOUSE 槝ーkashi-

魚直売イベント「いけま売り」の写真

魚直売イベント「いけま売り」

熊本県人吉市(2020年1月:事業検討開始 2020年10月:事業検討終了)

人吉市での取組みについては、「一般社団法人 ドットリバー」と力を合わせ、人が集う「たまり場」を創り出すことによる中心市街地の活性化を目指してきましたが、令和2年7月豪雨の被災により、中心市街地での事業化検討が困難であることから、検討を終了しました。

人吉プロジェクトへのバナー
市内に流れる球磨川沿いには、温泉旅館が並びますの写真

市内に流れる球磨川沿いには、温泉旅館が並びます

一般社団法人 ドットリバー

ドットリバーは、IT関係の起業家誘致や創業支援など、人吉球磨地域の地方創生に取り組まれてきました。
国民宿舎だった建物をリノベーションした施設「くまりば」で、コワーキングスペースやシェアオフィスを備えた「osoto Hitoyoshi」を運営されています。

ドットリバー代表 富山さん(写真中央)の写真

ドットリバー代表 富山さん(写真左)

アウトドアテイストを取り入れた「osoto hitoyoshi」の写真

アウトドアテイストを取り入れた「osoto hitoyoshi」

新たな地点での地域課題解決プロジェクトに取り組みます

2020年度 地域課題解決プロジェクトの募集チラシの画像

長崎県東彼杵町に続く新たな地点における地域課題解決ビジネスを検討していくため、当社と協働し、熱意をもって取り組んでいただける地域の団体の募集を行いました(2020年度は募集を終了しました)。

にぎわい創業プロジェクトのスタート地点

これまで商店街の活性化にも取り組んできました

地域の課題に取り組む地域団体を当社がサポートし、商店街に人を呼び込み、賑わいを創出することを目的にした活動をおこなってきました。
この取組みで得たノウハウを活かし、より主体的に地域課題解決に取り組んでいきたいという思いから、地域団体との共同ビジネスを検討していく形として生まれたのが、「Qでん にぎわい創業プロジェクト」です。
ここでは、これまで当社がサポートをおこなってきた2つのエリアの取り組みをご紹介いたします。

箱崎商店街(福岡市)~「ハコザキまちぐるみ宿泊スタイル」で旅人を受入れ~

福岡市東部に位置する箱崎は、日本三大八幡宮の一つである筥崎宮の門前町として栄えてきた町です。以前は、九州大学の箱崎キャンパスがあり、学生の姿も多く見られる町でした。


箱崎商店街で開かれる縁日の様子の写真

箱崎商店街で開かれるイベントの様子


箱崎商店街マップの画像

箱崎商店街マップ(2017年時点)
PDFファイルPDFはこちら(2,949KB)

箱崎商店街の課題

  • 九州大学キャンパス移転に伴い、学生用賃貸物件の空き家が増加
  • 近隣のショッピングモールへの買い物客流出により商店街への来訪者が減少

こんなことを応援しています

地域団体のまちカンパニーとともに、「玉手筥プロジェクト」を立ち上げ、商店街活性化に向けた取組みを企画・実施してきました。
その結果、箱崎商店街への来訪者を増やすきっかけとして、2018年、商店街の玄関口に旅行者の拠点となるゲストハウスをオープンさせ、多くの旅人を受け入れてきました(現在は閉館)。今後は、商店街の商店を案内するツアーや商店街一体となったイベントを企画・実施される予定です。

まちカンパニー株式会社

「まちに寄り添い、まちをつないでいく会社」をコンセプトに2018年2月に設立。イベントの企画・運営、箱崎の情報発信をされています。

まちカンパニー株式会社の写真

まちカンパニー株式会社

外国の旅人を商店街のお店にご案内の写真

外国の旅人を商店街のお店にご案内

ゲストハウスで様々な国から来た旅人と異文化交流!!の写真

ゲストハウスで様々な国から来た旅人と異文化交流!!

平和町商店街(長崎市)~シェアキッチンで旅行者と地域のつながりを~

長崎市の平和町は、原爆資料館や平和記念公園、浦上天主堂といった観光スポットのそばに位置しています。それらの観光スポットには、年間約70万人の観光客が訪れており、外国人観光客の姿も多くみられます。


平和町商店街の様子の写真

平和町商店街の様子


平和町商店街マップ

平和町商店街マップ
PDFファイルPDFはこちら(386KB)

平和町商店街の課題

  • 近隣の観光スポットへ訪れる多くの観光客を商店街へ集客できていない
  • 商店街周辺に飲食店が少ないため、観光客を集客しづらく、訪れた観光客の滞在時間が短い

こんなことを応援しています

自治体や様々な団体にも協力いただきながら、ワークショップの開催やプロトタイプ事業を2018年7月から企画・実施してきました。
2020年7月には、地域団体であるwakuwaプランニングが、商店街へ観光客を呼び込むため、商店街の中心部に地域の方や旅行者の交流拠点となるシェアキッチンをオープンしました。今後は、シェアキッチンを運営しながら、周辺の観光スポットと商店街の案内ツアーや日本・長崎の文化体験ツアーなども企画・実施される予定です。

合同会社wakuwaプランニング

2020年2月設立。「楽しく・わくわく・まちづくり」を合言葉に、平和町周辺の活性化を目指し活動されています。
wakuwaプランニング ホームページ別ウィンドウ

合同会社wakuwaプランニングの写真

合同会社wakuwaプランニング

「シェアキッチン・くるねこんね」飲食店開業希望者の創業支援の場としても活用されていますの写真

飲食店開業希望者のチャレンジの場として活用される「シェアキッチン・くるねこんね」

地域の方がガイドを務める案内ツアーの写真

地域の方がガイドを務める案内ツアー