企業情報

  • このリンクをシェア
  • ツイート

九州手しごとの旅:鹿児島県さつま町の薩摩切子(さつまきりこ)

九州手しごとの旅 Vol4 鹿児島県さつま町の薩摩切子(さつまきりこ) 光が織りなす圧倒的な色彩美 先人の意匠と美への思いは時を越えて生き続ける

私が体験してきました! 秋元カナさんの写真

秋元カナさん

地元に根差し、育まれ、継承されてきた“手しごと”。
九州にあるさまざまな宝物を未来へつなぐために、体験する旅に出かけましょう。

受け継がれる技と情熱 今よみがえる、幕末の夢

ガラスカット体験をしている写真

工房では、ガラスカット体験ができる。
カットする時はスタッフがサポートしてくれるので安心だ。

1846年に製造が始まり、薩摩第11代藩主・島津斉彬公の時に最盛期を迎えた「薩摩切子(さつまきりこ)」。

金赤や瑠璃など8色の輝きと、薩摩縞や菊花文などの精巧なカット文様。こうした伝統を継承しながら、黒切子や薩摩ブラウン、色の「二重被せ」といった新しい技術に挑戦しているのが「薩摩びーどろ工芸」です。「吹き師と切子師、職人の技をさらに高めて、斉彬公の夢と情熱を世界中に伝えたい」と工場長の吹き師・野村誠さん。幕末の名君の意志は匠たちの手によって確かに守られ、進化し続けています。

ガラスカット体験で作成したコップの写真

カット後に工房で仕上げて完成。
約1~2か月後に自宅に届く。

ガラスを吹いている吹き師の写真

生地づくり、色被せ、成形を担当する吹き師。

ガラスをカットしている切子師の写真

緻密な文様に仕上げる切子師。

薩摩びーどろ工芸

薩摩びーどろ工芸の店内の写真

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町永野5665番地5
電話番号0996-58-0141
営業/9時~17時(体験受付は16時まで)
休み/なし
体験料金
カット体験は1080円~(今回体験したものは5400円)
(注)磨き代・送料別

清らかな川内川の流れと竹林の呼吸に支えられて

「観音滝」の写真

観音滝公園内にある「観音滝」。「薩摩びーどろ工芸」から徒歩すぐ。

鹿児島県北部に位置するさつま町。中心部を流れる川内川は、南九州最大の河川です。清らかな水に集まる鮎や川エビ、地元では「山太郎ガニ」の名称で親しまれるモクズガニ。5月中旬からは複数の地区でホタルの乱舞も見られます。

豊かな水源と竹林に囲まれた「薩摩びーどろ工芸」。木々の息づかいが聞こえるかのような静謐な佇まいからは想像できないほどの、職人たちの熱い思いに触れることができました。

小牧醸造

土地の恩恵を伝える焼酎の老舗

1909(明治42)年の創業。地元生産者から仕入れた米や芋で焼酎造りを続けている。商品はさつま町内の3軒の酒店(中村商店、杉元酒店、堀之内酒店)で販売。

小牧醸造の酒蔵内の写真

小牧醸造

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地
電話番号0996-53-0001
休み/土曜日・日曜日・祝日
営業/9時~16時
(注)見学は事前に要予約

食堂 醍醐

ご当地グルメが味わえる老舗洋食店

地元で40年以上営業する洋食店。「黒毛和牛たけのこ丼」(850円)には、地元産のたけのこ、黒毛和牛、米がたっぷり。

醍醐の店内の写真

食堂 醍醐

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町轟町24番地6
電話番号0996-53-1919
休み/日曜日
営業/11時30分~14時、17時30分~20時30分
(注)ナビやwebでは「醍醐食堂」と記載されている場合もあります。

さつま町で夏の果物狩りを楽しもう!

今回訪れたスポット周辺で、夏に旬を迎える“ぶどう”や“なし”を収穫できる果樹園を紹介します。

ぶどう(7月下旬~9月下旬)
なし(8月上旬~10月上旬)

①愛甘園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-53-2316
②大蔵果樹園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-54-2521
③アヤゾノぶどう園 ぶどうを収穫できます 0996-59-8657
④市山梨花園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-57-0613
⑤福岡観光農園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-52-1324

(注)営業時間は直接農園へお問い合わせください

ぶどうとなしの写真

アクセス

アクセスマップ

九州自動車道・横川インターチェンジから県道50号線、国道504号線を経由して車で約25分。
鹿児島市内からは溝辺鹿児島空港インターチェンジで下車、約30分。
所要時間は薩摩びーどろ工芸までの時間です。

九州各地のお出かけ情報は「九州のとっておき」 キレイライフプラス 九州のとっておき PICKUP(別ウィンドウ)

この情報は2018年 夏号掲載時点のものです

九州手しごとの旅 Vol4 鹿児島県さつま町の薩摩切子(さつまきりこ) 光が織りなす圧倒的な色彩美 先人の意匠と美への思いは時を越えて生き続ける

私が体験してきました! 秋元カナさんの写真

秋元カナさん

地元に根差し、育まれ、継承されてきた“手しごと”。
九州にあるさまざまな宝物を未来へつなぐために、体験する旅に出かけましょう。

受け継がれる技と情熱 今よみがえる、幕末の夢

ガラスカット体験をしている写真

工房では、ガラスカット体験ができる。
カットする時はスタッフがサポートしてくれるので安心だ。

1846年に製造が始まり、薩摩第11代藩主・島津斉彬公の時に最盛期を迎えた「薩摩切子(さつまきりこ)」。

金赤や瑠璃など8色の輝きと、薩摩縞や菊花文などの精巧なカット文様。こうした伝統を継承しながら、黒切子や薩摩ブラウン、色の「二重被せ」といった新しい技術に挑戦しているのが「薩摩びーどろ工芸」です。「吹き師と切子師、職人の技をさらに高めて、斉彬公の夢と情熱を世界中に伝えたい」と工場長の吹き師・野村誠さん。幕末の名君の意志は匠たちの手によって確かに守られ、進化し続けています。

ガラスカット体験で作成したコップの写真

カット後に工房で仕上げて完成。
約1~2か月後に自宅に届く。

ガラスを吹いている吹き師の写真

生地づくり、色被せ、成形を担当する吹き師。

ガラスをカットしている切子師の写真

緻密な文様に仕上げる切子師。

薩摩びーどろ工芸

薩摩びーどろ工芸の店内の写真

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町永野5665番地5
電話番号/0996-58-0141
営業/9時~17時(体験受付は16時まで)
休み/なし
体験料金
カット体験は1080円~(今回体験したものは5400円)
(注)磨き代・送料別

清らかな川内川の流れと竹林の呼吸に支えられて

「観音滝」の写真

観音滝公園内にある「観音滝」。「薩摩びーどろ工芸」から徒歩すぐ。

鹿児島県北部に位置するさつま町。中心部を流れる川内川は、南九州最大の河川です。清らかな水に集まる鮎や川エビ、地元では「山太郎ガニ」の名称で親しまれるモクズガニ。5月中旬からは複数の地区でホタルの乱舞も見られます。

豊かな水源と竹林に囲まれた「薩摩びーどろ工芸」。木々の息づかいが聞こえるかのような静謐な佇まいからは想像できないほどの、職人たちの熱い思いに触れることができました。

小牧醸造

土地の恩恵を伝える焼酎の老舗

1909(明治42)年の創業。地元生産者から仕入れた米や芋で焼酎造りを続けている。商品はさつま町内の3軒の酒店(中村商店、杉元酒店、堀之内酒店)で販売。

小牧醸造の酒蔵内の写真

小牧醸造

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地
電話番号/0996-53-0001
休み/土曜日・日曜日・祝日
営業/9時~16時
(注)見学は事前に要予約

食堂 醍醐

ご当地グルメが味わえる老舗洋食店

地元で40年以上営業する洋食店。「黒毛和牛たけのこ丼」(850円)には、地元産のたけのこ、黒毛和牛、米がたっぷり。

醍醐の店内の写真

食堂 醍醐

住所/鹿児島県薩摩郡さつま町轟町24番地6
電話番号/0996-53-1919
休み/日曜日
営業/11時30分~14時、17時30分~20時30分
(注)ナビやwebでは「醍醐食堂」と記載されている場合もあります。

さつま町で夏の果物狩りを楽しもう!

今回訪れたスポット周辺で、夏に旬を迎える“ぶどう”や“なし”を収穫できる果樹園を紹介します。

ぶどう(7月下旬~9月下旬)
なし(8月上旬~10月上旬)

①愛甘園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-53-2316
②大蔵果樹園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-54-2521
③アヤゾノぶどう園 ぶどうを収穫できます 0996-59-8657
④市山梨花園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-57-0613
⑤福岡観光農園 ぶどうを収穫できます なしを収穫できます 0996-52-1324

(注)営業時間は直接農園へお問い合わせください

ぶどうとなしの写真

アクセス

アクセスマップ

九州自動車道・横川インターチェンジから県道50号線、国道504号線を経由して車で約25分。
鹿児島市内からは溝辺鹿児島空港インターチェンジで下車、約30分。
所要時間は薩摩びーどろ工芸までの時間です。

九州各地のお出かけ情報は「九州のとっておき」 キレイライフプラス 九州のとっておき PICKUP(別ウィンドウ)

この情報は2018年 夏号掲載時点のものです

バックナンバー