当社は、経済産業省原子力安全・保安院からの指示「蒸気発生器出入口管台溶接部の内表面の点検実施について」(平成19・11・13・原院第7号)に基づき、昨年11月25日から実施している玄海原子力発電所1号機第25回定期検査において、全ての蒸気発生器出入口管台溶接部内表面の渦流探傷試験を実施し、その結果について、本日、原子力安全・保安院へ報告しました。
A蒸気発生器入口管台溶接部については、渦流探傷試験において3箇所に有意な信号指示が認められました。また、残りのA蒸気発生器出口管台及びB蒸気発生器出入口管台については、異常は認められませんでした。
A蒸気発生器入口管台溶接部の渦流探傷試験における有意な信号指示部について、超音波探傷試験により深さを確認しましたが、有意な信号指示は認められませんでした。
さらに、当該部の詳細調査を実施し、表面の極く浅い傷であることを確認しました。
また、この傷を考慮しても当該部は設計上の板厚を満足していることを確認しました。
|