プレスリリース

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プレスリリース

平成19年12月3日
九州電力株式会社

電気自動車及び新型急速充電スタンド並びにリチウムイオン電池を用いたポータブル電源の福岡モーターショー2007への出展について


 当社は、電気自動車を運輸部門のCO2排出量削減による環境問題への社会的貢献及び新規電力需要の創出と位置づけ、次世代電気自動車の業務用車両適合性評価及び急速充電スタンドの開発を含めたインフラ整備の検討を行うとともに、三菱重工業株式会社と共同で電気自動車用リチウムイオン電池の開発を行っております。

 特に急速充電スタンドについては、本格的な電気自動車普及に併せ、インフラとして汎用的に設置する必要があることから、今回、昨年度開発した急速充電スタンドの小型・軽量化を行うとともに、更なる高性能化と低コスト化を図った普及タイプの急速充電スタンドを新たに開発いたしました。また、急速充電の利便性向上を図るため、固定型に加え可搬型の急速充電器も併せて開発いたしました。

 新型急速充電スタンドについては、本年度中に開始予定の自動車メーカーとの実証走行試験において、適合性、運用性等について検証するとともに、今後も更なる高性能化、低コスト化について、引続き研究開発を行います。

 また、当社がこれまで培ってきたリチウムイオン電池技術を活用し、電力確保が困難な場所での工事、作業及び非常用電源などとして、開発したリチウムイオン電池を用いた大容量のポータブル電源を開発いたしました。今後は当社内業務での試験使用による適合性評価を実施するとともに、更なる小型化・高性能化を検討していきます。

 なお、今回開発した新型急速充電スタンドとポータブル電源は、既に導入している電気自動車とともに、12月7日(金)から福岡市で開催される「福岡自動車博覧会 福岡モーターショー2007」へ出展します。



以上

添付ファイル PDFファイル (別紙) (712KB)

<問合先> 九州電力 (株) 総合研究所 リチウム電池・EV推進グループ
足立 和之 (TEL:092-541-0645)