2016年の活動報告
お米ってどうやってできているの?
私たちの食卓に欠かせないお米がどのように作られているか、都市部に住む子どもたちに実際に体験してもらうために、2015年から始めた「きゅうでん米作りプロジェクト」。
今年も、のべ約300名の方々に参加いただき、6月に田植えを、7月には田んぼの草取りを行いました。10月に予定していた稲刈りは悪天候により中止。残念ながら、事務局のみでの収穫になりました。
子どもたちが泥んこになりながら植えた苗は、立派に生長し、多くの実りを貯え、頭を垂れていました。収穫したお米は全部で約600kg。来年も食の大切さを伝えるとともに、脇山地区を盛り上げていくために、「きゅうでん米作りプロジェクト」を実施したいと考えています。
2016年の活動報告
- 2016年12月11日
- 「ふくおか海と森ふれあいマルシェ」を開催しました!
- 2016年10月1日
- 天気には逆らえず、稲刈りは中止になりました!
- 2016年7月23日
- 田んぼの草取りや野菜の収穫体験、川遊びを行いました!
- 2016年6月4日
- 雨の田植えを楽しみました!
12月11日(日曜日)「ふくおか海と森ふれあいマルシェ」を開催しました!
「きゅうでん米作りプロジェクト」で大切に育てたお米を使って、「ふくおか海と森ふれあいマルシェ」を福岡市中央区の電気ビル共創館で開催しました。
今回は、同プロジェクトにご協力いただいている早良区脇山のオイスカ西日本研修センターの皆さまを始めとして、東区志賀島や西区北崎の方々、九電グループのボランティアなど、総勢約70名のスタッフで、約1,000名の来場者の皆さまをお迎えしました。
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マルシェにご来場いただいた皆さまに、収穫したお米を使った、つきたてのお餅やポン菓子を召し上がっていただきました。ポン菓子づくりには子どもたちも挑戦。爆音とともに立ち上がる白い蒸気に包まれる子どもを取り囲む来場者から大きな歓声があがっていました。
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今回のマルシェでは、早良区脇山のワッキー主基の里から新鮮なお野菜、東区志賀島から鰆の炊き込みご飯、西区北崎から焼き立ての恵比須カキや地元の野菜や魚を使ったカツサンドを出展。福岡市内の農山漁村から「おいしい」を集め、都心部にお住まいの方々に味わっていただきました。
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このほか、クリスマスツリーの飾りつけ、脇山の素敵なおばあちゃんの指導による正月飾りづくり等のワークショップも体験してもらい、会場内は、ご家族の笑顔で一杯に。メインイベントの抽選会では、特賞として新米10kgが3名の方に当選。マルシェを通じて、食の大切さや福岡市内の農山漁村地域の魅力をお伝えすることができたかなと思っています。
10月1日(土曜日) 天気には逆らえず、稲刈りは中止になりました!
待ちに待った稲刈り。約300名の方々から参加申込みをいただき、みんなで一緒に秋の実りを収穫する予定でしたが、天気には逆らえず、中止とさせていただきました。楽しみにしていた子どもたち、本当にごめんなさい。
後日、オイスカの研修生と当社とで稲刈りをしましたので、結果を報告します。
「田んぼアート」に別れを惜しみながら、一束一束丁寧に稲刈り。オイスカの研修生の皆さまにご協力いただきながら2時間程度で作業を終えました。
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アート部分を含め、収穫したお米は全部で600kg。
来年は、子どもたちと一緒に収穫の喜びを味わいたいと思いますので、是非、「きゅうでん米作りプロジェクト」にご参加ください!
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〔今年挑戦した「田んぼアート」の全景〕
何の絵か分かりますか?正解はコチラ
7月23日(土曜日)田んぼの草取りや野菜の収穫体験、川遊びを行いました!
6月に田植えをした田んぼの草取りや野菜の収穫体験、川遊びに福岡市内外から約90名のご家族が参加されました。夏休み最初の週末、子どもたちは、まぶしいばかりの夏の日差しの中、早良区脇山の大自然を思いっきり満喫していました。
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集合場所であるオイスカ西日本研修センターから最初に子どもたちが向かったのは、6月に田植えした田んぼ。田植えから1ヶ月半にも関らず、稲は子どもたちの腰の高さまで達していました。稲のたくましい生長を確かめつつ、泥の中を一歩一歩進んでいました。
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足に付いた泥を用水路で洗い流した後、子どもたちは野菜畑に移動しました。ゴーヤやきゅうり、なすびやオクラなど、色んな形の無農薬の夏野菜を自分の手で収穫し、袋いっぱい詰め込みました。
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田んぼや畑で汗をかいた後は、近くの小川で川遊び。今回ボランティアとして参加した当社の新入社員(未来の配電マン)に見守られながら、子どもたちは心行くまで楽しんでいました。
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体を使ってお腹がすきました。お昼ごはんは、オイスカの研修生が準備してくれた、本場のカレーに生みたての卵かけご飯。小さい子どもたちもおかわりして大満足の様子でした。
つぎの米づくりプロジェクトは、10月1日。いよいよ稲刈りです!
おいしいお米が収穫できるか楽しみです。
6月4日(土) 雨の田植えを楽しみました!
小雨が時々ぱらつく、生憎のお天気でしたが、約200名もの親子が参加され、1時間ほどで約0.2ヘクタールの田んぼに苗を植えることができました。
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初めての田んぼの感触に思わず泣いてしまうお子さんもいれば、泥だらけになって遊び始めるお子さんもいたりと、みんなでわいわいガヤガヤと雨の田植えを楽しみました。
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そして、2種類の苗で田んぼに絵を描く"田んぼアート"を今年も実施。今年は福岡市動物園さんとコラボしたデザインですが、稲の生長とともに、どんな絵が浮かびあがってくるか、これからが楽しみです。
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田植えを終えたあとは、当プロジェクト恒例の美味しいランチタイム。この日はオイスカ特製のアジアンカレーで、子どもにはちょっぴり辛かったようですが、たくさんの方がおかわりをしてアジアの味に舌鼓。
ランチの後には、今年5月に来日してきたばかりの海外研修生が、バンブーバンドの演奏で会場を盛り上げてくれました。