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「広域ブロック」とは

「広域ブロック」とは

連系線混雑のない範囲での広域予備率で、発電バランシンググループ(注)、需要バランシンググループが属する広域エリアを、「広域ブロック」と呼びます。

調整力が、連系線の運用可能な範囲で広域調達された場合、調整力が各エリアに均等にあるとは限らないため、エリア毎の予備率には大小が生じます。そのため、エリア毎の予備率では需給状況のひっ迫度合を判断できず、広域ブロック予備率を見ることで初めて予備率が十分にあるかを判断できることになります。

なお、連系線に混雑が発生した場合は、その混雑が発生した連系線の両側では広域的な予備率に差が生じることとなるため、混雑のない範囲での広域的な予備率(=広域ブロック予備率)を見ることが必要となります。

(注)インバランスを算定する対象となる、事業所の集団(単位)
広域ブロックに関するイメージ