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コンデンサ設置をご検討中の高圧お客さまへのお知らせ

 近年、進相無効電力増加による電力系統での電圧上昇が問題となっており、調査の結果、高圧お客さまのコンデンサ容量の増加が一因で九州エリアの配電線の約半数で常時進み力率となっていることがわかりました。
 過去から、系統電圧の低下を抑制するためにお客さまコンデンサの設置を推進しておりましたが、省エネの進展等もあり電力消費量に比べてコンデンサ容量が過剰となったことが、進相無効電力増加を引き起こし、電圧上昇の問題の一因になっていると考えられます。
 このため、今後、常時進み力率となっている配電線やお客さまコンデンサ増加により電圧運用が困難化している配電線に新規に申し込まれる高圧お客さまのコンデンサを不要化する取組みを開始いたします。
 なお、コンデンサ取替の場合についても新設時と同様の条件で不要化の対象といたします。

取組みの概要

(注)

  • コンデンサ不要化が可能かは当社での供給検討が必要となりますので、これまで通りコンデンサ設置を前提にお申込みください。
  • 当社での供給検討の結果、コンデンサ不要化が可能であった場合は、個別に協議させていただきます。
  • 協議の結果、コンデンサ不要化についてご了解いただける場合、コンデンサ不要化運用に関する同意書を別途ご提出いただきます。
  • コンデンサ取替の場合についても新設時と同様の取扱いとさせていただきます。

取組み開始日

2023年5月1日(月曜日)(注) 左記以降の申込受付分から取組みを開始
2024年4月1日(月曜日):既設コンデンサ不要化の取組みを開始

お問合せ窓口

ご不明点等については、当社配電事業所の相談窓口(配電関係グループ)へご連絡ください。