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燃料費等調整制度について(最終保障供給)

最終保障供給料金の燃料費等調整制度について

燃料費等調整制度とは、火力燃料費(原油・液化天然ガス・石炭)や卸電力取引市場における市場価格の変動を迅速に電気料金に反映させるため、その変動分に応じて、電気料金を調整する仕組みです。
最終保障供給料金では、以下の仕組みによって毎月、電力量料金の調整を行います。

なお、請求書等においては、すべての調整単価・調整額を合計し、「燃料費等調整単価」「燃料費等調整額」として表示を行います。

最終保障供給料金の仕組み

最終保障供給料金の仕組み

燃料費調整について(2024年4月1日から見直し)

燃料費調整とは、火力燃料費(原油・液化天然ガス・石炭)の変動をできるかぎり迅速に電気料金に反映させるため、3か月間の平均燃料価格が基準燃料価格(注)から変動した場合、その変動分に応じて電気料金を調整する制度です。

(注)2024年4月1日以降の基準燃料価格は、46,100円となっています。

3か月間の平均燃料価格

燃料費調整単価(円/kWh)

平均燃料価格が基準燃料価格を上回った場合

平均燃料価格が基準燃料価格を上回った場合

(注)小数点以下第3位で四捨五入します。

平均燃料価格が基準燃料価格を下回った場合

平均燃料価格が基準燃料価格を下回った場合

(注)小数点以下第3位で四捨五入します。

基準単価:平均燃料価格が1,000円/キロリットル変動した場合の電気料金単価への影響額

基準単価

(注)上記単価には消費税等相当額を含みます。

平均燃料価格

平均燃料価格が基準燃料価格を上回った場合

(注)100円未満四捨五入します。

A:平均燃料価格算定期間における1キロリットルあたりの平均原油価格

B:平均燃料価格算定期間における1トンあたりの平均液化天然ガス価格

C:平均燃料価格算定期間における1トンあたりの平均石炭価格

α:0.0028 β:0.1819 γ:1.0863
α、β、γは原油換算平均価格を算定するための換算係数(原油換算係数と熱量構成比によって算定される一定の値)

燃料費調整単価のお知らせ

 2023年2月分~2024年6月分(2023年1月~2024年5月使用分)については、ご請求時に国の激変緩和対策事業に伴う割引単価が反映されます。
 詳細はこちらをご覧ください。
(注)高圧のお客さまのうち、契約電力が500kW以上のお客さまについては、2023年2月~2024年6月使用分

離島ユニバーサルサービス調整について

離島のお客さまにお届けする電気は主に火力発電によるもので、この火力燃料費にかかる変動を託送料金に反映して、全てのお客さま(本土・離島)から回収する仕組みを離島ユニバーサルサービス調整制度といいます。

離島ユニバーサルサービス調整単価は、3か月間(調整を行なう月の5月前から3月前)の離島平均燃料価格が離島基準燃料価格(託送料金の前提となる原油換算燃料価格)から変動した場合、その変動分に応じて託送料金を調整した単価です。

なお、離島平均燃料価格が離島調整上限燃料価格(離島基準燃料価格の1.5倍の価格)を超過した場合の離島平均燃料価格は、離島調整上限燃料価格といたします。

(注)2023年4月1日以降の離島基準燃料価格は79,300円、離島調整上限基準価格は119,000円となっています。

加重平均市場価格調整について(2024年4月1日から適用)

加重平均市場価格調整とは、卸電力取引市場における市場価格の変動を迅速に電気料金に反映させるため、1か月間の加重平均市場価格がプラス調整の基準価格を上回った場合、またはマイナス調整の基準価格を下回った場合、その変動分に応じて、電気料金を調整する制度です。

1か月間の平均市場価格

加重平均市場価格調整単価(円/kWh)

加重平均市場価格が13.00円を上回った場合

加重平均市場価格が13.00円を上回った場合

(注)小数点以下第3位で四捨五入します。

加重平均市場価格が6.00円を下回った場合

加重平均市場価格が6.00円を下回った場合

(注)小数点以下第3位で四捨五入します。

調整係数:加重平均市場価格が1.00円/kWh変動した場合の電気料金単価への影響額

調整係数:加重平均市場価格が1.00円/kWh変動した場合の電気料金単価への影響額

(注)上記単価には消費税等相当額を含みます。

加重平均市場価格

加重平均市場価格

加重平均市場価格

(注)上記単価には消費税等相当額を含みます。

全日単価:卸電力取引所が公表する全日(24時間)のスポット市場価格(九州エリアプライス)の1か月平均値
(参照期間は、21日~翌月の20日まで)

昼間単価:卸電力取引所が公表する毎日6時~18時におけるスポット市場価格(九州エリアプライス)の1か月平均値
(参照期間は、21日~翌月の20日まで)

δ1(全日):0.4627

δ2(昼間):0.5373

δ1・δ2は九州電力株式会社の市場価格調整制度において設定されている全日と昼間の電力量構成比です

加重平均市場価格調整単価のお知らせ

単純平均市場価格調整について

毎月の電力量料金単価について、以下のスポット市場の平均価格に応じた補正項(単純平均市場価格調整単価)により加算または減算いたします。

加算する場合

スポット市場の平均価格を補正した額に託送料金を加味した値が電力量料金単価を上回る場合、その差額を電力量料金単価に加算します。

減算する場合

スポット市場の平均価格が3.34円/kWh(税抜)を下回る場合、電力量料金単価と当社の供給区域におけるみなし小売電気事業者である九州電力株式会社が公表している標準メニューの電力量料金単価との差額を減算します。

単純平均市場価格調整単価のお知らせ

高圧(契約電力500kW未満のお客さま) 高圧(契約電力500kW以上のお客さま)
特別高圧のお客さま
単純平均市場価格調整単価のお知らせ
2024年6月分 PDFファイル単純平均市場価格調整単価のお知らせ(247KB)
2024年5月分 PDFファイル単純平均市場価格調整単価のお知らせ(247KB)
2024年4月分(4月1日~ご使用分) PDFファイル単純平均市場価格調整単価のお知らせ(242KB)
2024年4月分(~3月31日ご使用分) 2024年3月分 PDFファイル市場価格調整単価のお知らせ(236KB)