燃料費調整制度について
火力燃料費(原油・液化天然ガス・石炭)の変動をできるかぎり迅速に電気料金に反映させるため、3か月間の平均燃料価格が27,400円/キロリットル(2019年4月電気料金見直しの前提となっている原油換算燃料価格です。)から変動した場合、その変動分に応じて電気料金を調整する制度です。
3か月間の平均燃料価格(円/k1)(100円単位)
(注)2023年4月1日から、次の料金メニューでご契約のお客さまについては、燃料費調整の上限を廃止します。
<調整上限廃止の対象メニュー>
季時別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯、高負荷率型電灯
低圧季時別電力、深夜電力、第2深夜電力
燃料費調整上限値について
時間帯別電灯(10時間型)、季時別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯、高負荷率型電灯、低圧季時別電力、深夜電力、第2深夜電力によりご契約のお客さまは、2023年4月1日以降、燃料費調整における上限値の設定はいたしません。
適用期間
燃料価格の実績をみる期間 | 燃料費調整単価の適用月分 |
---|---|
1月1日〜3月31日 | 6月分電気料金 |
2月1日〜4月30日 | 7月分電気料金 |
3月1日〜5月31日 | 8月分電気料金 |
4月1日〜6月30日 | 9月分電気料金 |
5月1日〜7月31日 | 10月分電気料金 |
6月1日〜8月31日 | 11月分電気料金 |
7月1日〜9月30日 | 12月分電気料金 |
8月1日〜10月31日 | 翌年の1月分電気料金 |
9月1日〜11月30日 | 翌年の2月分電気料金 |
10月1日〜12月31日 | 翌年の3月分電気料金 |
11月1日〜翌年の1月31日 | 翌年の4月分電気料金 |
12月1日〜翌年の2月28日 (翌年が閏年となる場合は、 翌年の2月29日まで) |
翌年の5月分電気料金 |
Q&A 燃料費調整制度について
原油・液化天然ガス・石炭の燃料価格が、基準となる平均燃料価格より上昇または、低下した場合、それに応じて電気料金を調整する制度です。
料金見直し時に算定する基準となる平均燃料価格と、実績平均燃料価格の差額に応じて、燃料費調整単価を算定し、電気料金に反映します。
実績燃料価格が上限燃料価格を超過した場合は、上限燃料価格と基準燃料価格との差額にて調整単価を算定します。
なお、燃料費調整の下限は設定していません。
電気料金の計算方法
電気料金 = 基本料金(税込) + 電力量料金(税込) ± 燃料費等調整額(税込)(注1、2) - 口座振替割引額(税込) + 再エネ賦課金(税込)
(注1)平均燃料価格が基準値から上昇したときは+、下落したときは-になります。
(注2)燃料費等調整額は、離島ユニバーサルサービス調整額を含みます。
※離島ユニバーサルサービス調整制度については、こちらをご覧ください。
燃料費等調整額(燃料費調整単価 × ご使用量 + 離島ユニバーサルサービス調整単価 × ご使用量)
燃料費等調整額は、燃料費調整単価および離島ユニバーサルサービス調整単価にご使用量を乗じたものです。燃料費調整単価および離島ユニバーサルサービス調整単価は毎月見直しを行います。
燃料費調整単価(円/kWh)
平均燃料価格が27,400円を上回った場合
※平均燃料価格が41,100円をこえた場合、41,100円を上限価格とします。
(注)時間帯別電灯(10時間型)、季時別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯、高負荷率型電灯、低圧季時別電力、深夜電力、第2深夜電力によりご契約のお客さまは、2023年4月1日以降、燃料費調整における上限値の設定はいたしません。
※小数点以下第3位で四捨五入します。
平均燃料価格が27,400円を下回った場合
※小数点以下第3位で四捨五入します。
*基準単価:平均燃料価格が1,000円/キロリットル変動した場合の電気料金単価への影響額
※上記単価には消費税等相当額を含みます。
平均燃料価格は A × α + B × β + C × γ(100円未満四捨五入)
A : 平均燃料価格算定期間における1キロリットルあたりの平均原油価格
B : 平均燃料価格算定期間における1トンあたりの平均液化天然ガス価格
C : 平均燃料価格算定期間における1トンあたりの平均石炭価格
α:0.0053 β:0.1861 γ:1.0757
α、β、γは原油換算平均価格を算定するための換算係数(原油換算係数と熱量構成比によって算定される一定の値)
燃料費調整単価等のお知らせ
燃料費調整単価、離島ユニバーサルサービス調整単価及び平均燃料価格をホームページに掲示するとともに、毎月検針のお知らせ票等で燃料費調整単価及び離島ユニバーサルサービス調整単価をお知らせします。
(注)当ページは、2019年4月の電気料金改定の内容に基づき記載しております。