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「(2024年4月1日適用)託送料金の見直しを反映した新たな電気料金単価の設定」に関するよくあるご質問

Q1:託送料金とは何ですか
  • 託送料金とは、お客さまへ電気をお届けするために必要な送配電ネットワーク(電柱や電線など)の利用料金であり、毎月の電気料金に含まれております。
Q2:なぜ託送料金が見直されたのですか。
  • 2024年4月から、全国大で託送料金の新たな仕組み「発電側課金制度」が導入されることにより、託送料金について発電側課金に係る料金の単価が新たに設定されるとともに、需要側託送料金の単価が見直されました。
  • また、発電側課金導入に合わせ、九州電力送配電がレベニューキャップ制度における「収入見通し」について、2022年12月申請・承認時点では織込むことができなかった費用や事業者の裁量によらない外生的な費用の変動が託送料金に反映されました。
  • 発電側課金制度は、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた系統増強を効率的かつ確実に実施すること等を目的に、現在、小売電気事業者が全て負担している託送料金について、より公平な費用負担となるよう発電事業者に一部の負担を求める制度です。
    新たに発電事業者へ課金される託送料金は、当該発電事業者の卸電力料金等に反映され、最終的に電源調達を行う小売電気事業者が負担します。
    詳細は、九州電力送配電のホームページをご確認ください。
    (URL)https://www.kyuden.co.jp/td_press_2024_240117.html
Q3:託送料金の見直しの内容を教えてください。
  • 九州電力送配電が公表した(2024年1月17日)見直し前後の託送料金の平均単価は以下のとおりです。
    (円/kWh、税抜)
    区分 改定後① 現行② 増減①-②
    (改定率)
    発電側課金 0.43 +0.43(-)
    需要側
    託送料金
    特別高圧 2.32 2.62 ▲0.30(▲11.5%)
    高圧 4.19 4.60 ▲0.41(▲8.9%)
    低圧 9.34 9.68 ▲0.34(▲3.5%)
  • 託送料金のメニュー(接続送電サービス)ごとの料金単価など詳細については、九州電力送配電のホームページを ご確認いただきますようお願いいたします。
    (URL)https://www.kyuden.co.jp/td_press_2024_240117.html
Q4:託送料金が見直された分を全て電気料金に転嫁するのですか。
  • 今回の見直しは、国の審査を踏まえた託送料金見直しによる費用変動を機械的に電気料金へ反映したものであるため、ご理解いただきますようお願いいたします。
Q5:託送料金の見直しをどのように電気料金へ反映したのですか。
  • 一般送配電事業者が公表した託送料金の見直しを踏まえ、新たに当社が小売電気事業者として負担する「発電側課金」の増加と当社が一般送配電事業者へ支払う「需要側託送料金」の減少に伴う費用変動を算定し、電圧別・メニュー別に電気料金へ反映させていただいております。
Q6:新料金単価の適用について、何か申込手続きは必要ですか。
  • お客さまからお申込みしていただく等、特別な手続きは必要ございません。