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自由研Q(2):備長炭が電池になる!?

2014年8月3日

「備長炭電池 アルミニウムと備長炭の特性を活かした実験です。」

モーターのリード線を備長炭電池に当てるとあら不思議、プロペラがくるくると回り始めます。
キャンプやバーベキューでこんな扇風機を作ったら人気者になれるかも知れませんね。

材料

  1. モーター(電圧1.5V、消費電力500mA、リード線付、電圧・電流とも小さいほうがよい)/1コ
  2. プロペラ(モーターの軸の大きさに合うもの)/1コ
  3. キッチンペーパー(ロール式でもよい)/2枚
  4. アルミホイル(ロール式)/30cm程度
  5. 食塩/少量
  6. 備長炭(太くまっ すぐなものがよい)/1本
  7. アルミトレイ(洗面器や鍋でもよい)/1コ
  8. スプーン/1本
作り方

アルミトレイなどに100cc程度の水を入れ、食塩水を作る。食塩の濃度(濃さ)は、食塩を少しずつ入れ、よくかき混ぜて、食塩が溶けきれずに少し残るくらいが良い。

1.で作った水に、キッチンペーパーを浸し、十分に食塩水をしみこませる。

食塩水にしみこませたキッチンペーパーを、備長炭に2重になるように巻く。

アルミホイルを30cm程度に切り、これをキッチンペーパーに巻いた備長炭にしっかり巻く。アルミホイルが直接備長炭にふれないようにすること。写真のようにアルミホイルを備長炭の両端から2cm程度短くすると良い。

モーターにプロペラを取り付けて、写真のように、モーターのリード線をアルミホイルにはさみ、もう1本のリード線を備長炭の部分につなげば完成です!電気が通ってプロペラがくるくると回ります。

アルミホイルが食塩水に反応する性質と、備長炭の酸素を多く含む性質を活かした実験です。アルミホイルは食塩水にとけて電気を残していきます。その電気はリード線とモーターを通って、備長炭の中の空気にふくまれている酸素が受け取ります。このように電気を出すものと受け取るものを、リード線でつなげると電気が流れるのです。