夏休みの親子でわくわく自由研Q 2015(4)
2015年8月20日
‐空気のパワーを確かめよう!‐
空気には温められると膨張して軽くなるという性質があり、熱気球などに利用されています。今回は、ペットボトルを使った「キラキラ風車」で、空気のパワーを確かめてみましょう。
協力:電力中央研究所
今回はキラキラ風車を作ります。
(1)1.5リットルの炭酸飲料ペットボトル (円筒形のもの) (2)定規 (3)ハサミ (4)キリ (5)カッター (6)コンパス (7)クリップ1つ (8)油性黒マーカー (9)キラキラ折り紙


カッターでペットボトルを写真のように、3つに切り分けます。
(キャップは事前に取り外しておきましょう)

ペットボトル上部の下の部分(飲み口と反対側)に、コンパスを使い半径2センチメートルの半円を描き、半円状に4カ所ハサミで切り込みを入れます。

胴の部分は下の部分に、ハサミで四角の切れ込み(縦:2センチメートル 横:5センチメートル)を4カ所入れ、端1センチメートル程度を内側に折りこみます。

ペットボトル上部を油性黒マーカーで表裏ともに真っ黒に塗ります。

ペットボトルのキャップの中央にキリで小さな穴を開けます。 (クリップがギリギリ通る程度の大きさになるよう注意しましょう)

穴の周りにカッターで切れ込みを入れ、4つの窓を作ります
(キャップは硬いので、切れ込みを入れる時はケガをしないよう注意しましょう)

キャップに開けた中央の穴に、伸ばしたクリップを差し込みます。

4枚羽根を作るため、キラキラ折り紙を、6センチメートル四方に切ります。

折り紙を折りたたんで4枚羽根の風車の折り目を付けます。
三角形を作るように斜めに2回折り、折り鶴のようにふくろ折りにして四角形を作ってから開きます。

広げたあと、実線のところは山折り、点線は谷折りの折り目をつけなおします。

折り紙を広げ、折り目を参考にして、図の赤線部分をハサミで切り、風車を作ります。
(中央部分を残すように切るのがコツです。)

7で作ったキャップで、黒く塗ったペットボトル上部を閉めます。
(インクが良く乾いてから作業しましょう)

クリップの上に11で作った風車をのせ、ペットボトルの胴をかぶせます。
(風車と、かぶせた胴がぶつからないよう調整しましょう)

キラキラ風車、完成! 太陽光のあたる明るいところに置くと、温められて軽くなった空気がキャップの穴から抜けて、風車が回り出します!