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磁石の力ではばたく、ハロウィンカードを作ってみよう

2015年10月29日

磁石を使った「パタパタコウモリのハロウィンカード」作りのご紹介です。
磁石が引きあったり反発する力を利用して、コウモリの羽がパタパタと動きます。磁石の働きが楽しく理解できると思いますので、ぜひチャレンジしてください。

協力:電力中央研究所

ポストカードの写真

今回は、パタパタこうもりのポストカードをつくります。

材料

(1)厚紙、(2)ゴム板磁石(2センチメートル×10センチメートル以上)、(3)印刷したコウモリのイラスト、(4)画用紙(A5サイズ以上)、(5)ボンド、(6)のり、(7)定規、(8)カッター、(9)ハサミ、(10)コンパス

コウモリと背景のイラストは、下記よりダウンロードしてください。
PDFファイルダウンロードはこちらから(63KB)

作り方

1まず、ゴム板磁石のN極・S極がどの向きに並んでいるかを確認します。 ゴム板磁石を少し切り取り(写真の白部分)、重ね合わせ、上下・左右に動かします。
動かした時に、スムーズに動かず、引っかかりが生じる方向がN極・S極のある方向です。

2写真のように、N極とS極が縦に並ぶように、ゴム板磁石をハサミで切ります(イラスト参照)。 定規で長さを計りながら切りましょう。

32で切ったゴム板磁石は、小さいもの(こうもりの羽用)2つ、大きいもの(コウモリを動かすツマミ用)1つ、出来上がります。

4コウモリを動かすためのツマミ(以下、スライダー)を作ります。 図のように縦5センチメートル、横4センチメートルに画用紙を切り、折り目をつけます。

54の図にある「のり付け」箇所にのりをし、取っ手を作ります。 出来上がったら、平らな部分に3で出来たゴム板磁石(大)をボンドで付け、スライダーが完成です。

6印刷していたコウモリのイラストをハサミで切り取ります。

76で出来たコウモリをのりで厚紙に貼り付け、さらにハサミで切り取ります。(厚紙に貼る事で、厚みをもたせ、磁石の重さに耐えられるようにします)

8ポストカード部分を作ります。 印刷したイラスト(背景部分)と同じ大きさに画用紙を切り取ります。

98で切った画用紙と、切り取ったイラスト(背景部分)をのりで貼り付けます。

107で出来たコウモリに、写真のように折り目をつけます。

11次に3で準備したゴム板磁石(小)をボンドで、コウモリの羽部分に貼り付けます。

12コウモリの胴体部分をボンドで、9で作ったポストカードに貼り付けます。

13厚紙をポストカードと同じサイズに切り、さらにカッターを使い、中央に横8センチメートルの切れ目を入れます。(切れ目の高さは、ポストカードのコウモリと同じ高さにしましょう)

1413の切れ目に5で出来たスライダーの取っ手を差しこみ、ボンドで12のポストカードの裏側に重ねて貼ります。(貼り付ける際、切れ目部分が接着しないように、厚紙の外側だけボンドをつけましょう)

15これで、ポストカード部分は出来上がりです。

16最後にポストカードを立てる台座を作ります。 展開図を参考に、定規とコンパスを使いながら、台座を作りましょう。

1716で作った台座はこのようになります。

18台座にポストカードを立てて、完成です! 裏のスライダーを横に動かすことで、コウモリの羽がパタパタと動きます。

どうしてコウモリがはばたくの? 解説

磁石にはN極とS極があります。N極とS極を近付けるとくっつく(引き合う)一方で、同じ極どうしは反発します。実験で使ったゴム板磁石は、N極とS極がひとつの面に交互に並んでいます。このため、羽に貼り付けた磁石とスライダーの磁石が引き合ったり反発したりすることで、コウモリがはばたいているように見えるのです。