調整力電源等の簡易指令システム工事について

当社調整力公募において簡易指令システムにて参入を予定されている場合、募集要項に定める期日までに簡易指令システムの回線接続工事・試験を完了していることが必要です。^（注１）
なお、既に簡易指令システムを構築している場合は同システムを使用することが可能ですが、別途申込が必要な場合があります。^（注２）

工事申込要否については、下記「簡易指令システム工事申込の要否について」を参考いただき、必要に応じて下記「お問い合わせ先」までお問い合わせ願います。

（注１）2021年向け電源I'調整力公募においては、2021年６月末までの工事完了を要件としておりますが、2022年度向け以降については完了時期含めて要件が変更となる可能性があります。詳しくは別途公表する調整力公募募集要綱をご確認ください。

（注２）すでに他の一般送配電事業者のエリアにて回線接続工事・試験を完了しており、当社エリアにおいても活用を希望する場合（エリア拡大）などは、新たに申込みが必要となります。申込要否に関する詳細は、「簡易指令システム工事申込の要否について」をご確認ください。

容量市場の発動指令電源に関し、簡易指令システムの構築を希望される場合も本ホームページをご確認のうえ、必要な手続きを実施ください。

簡易指令システムの概要

「簡易指令システム」につきましては、バーチャルパワープラント構築実証事業にて検討された共通基盤システムの仕様^（注１）を採用いたします。同実証事業での共通基盤システムに係る仕様についての結果がとりまとめられておりますので、資源エネルギー庁のホームページをご確認ください。

（注１）「ディマンドリスポンス・インタフェース仕様書^（注２）」に準拠すること。また、情報セキュリティ対策として「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するサイバーセキュリティガイドライン^（注２）」に記載のセキュリティ要件に従うこと。
（注２）改訂の際には最新版の参照および最新版に準拠するものといたします。

詳細は下記のリンクをご覧ください。

資源エネルギー庁：VPP・DRに関する資料ダウンロード

需給調整市場（三次②）用簡易指令システムとの仕様の違いについて

簡易指令システムは公募向けの仕様と需給調整市場三次②向けの仕様とがあり、それぞれ一般送配電システムと事業者さまシステム間でやり取りする情報が一部異なります。
仕様の違いについては以下のイメージをご確認ください。なお、容量市場の発動指令電源で需給調整市場へ参加予定がある場合には市場用を、需給調整市場へ参加予定がない場合には公募用を選択してください。

簡易指令システム工事申込の要否について

簡易指令システムへの接続には工事申込が必要です。また、公募用の簡易指令システムを需給調整市場三次②用へ更新する場合、追加の試験が必要となる場合があります。
工事申込要否については以下の一覧を参照ください。不明な場合は公募への参入については参加されるエリアの一般送配電事業者、需給調整市場への参入については送配電網協議会需給調整市場運営部へご相談ください。
工事申込不要と判断された場合であっても、当社の調整力公募に入札される場合は、遅くとも入札の前に工事申込要否をお問い合わせいただくようにお願いします。

（参考）簡易指令システム工事申込の要否パターン表（1,024KB）

簡易指令システムの工事受付は以下の手順にて行います。
なお各工事施工サイクルの工事枠の空き状況についてはこちらをご確認ください。

送配電網協議会：簡易指令システム工事　サイクル別スケジュール

専用線オンライン化工事の申込については、「調整力電源等の専用線オンライン化工事について」のお知らせに準じて受付いたしますので以下のリンク先をご確認ください。