インバランス料金単価の誤算定に係る報告について

　2022年４月１日から2023年２月13日の期間において、インバランス料金単価の当社の算定プロセスに誤りがあり、誤った単価がインバランス料金情報公表ウェブサイト^（注１）に公表されておりました。

　今回の誤算定を踏まえ、中央給電指令所のシステムや業務処理を総点検し必要な対策を行い、現状、正しく算定されていることを確認しております。
　本件につきましては、2023年２月22日、電力・ガス取引監視等委員会より報告徴収を受領し、本日、発生原因や再発防止策等をとりまとめ、同委員会に報告いたしました。

　インバランス料金^（注２）は、発電契約者・小売電気事業者等と一般送配電事業者との間の取引に関するものであり、一般のお客さまの電気料金に直接影響を与えるものではありません。
　なお、１月分については、発電契約者・小売電気事業者等に対して正しいインバランス料金単価に基づき精算をおこなっており、２月分についても、今後精算をおこなってまいります。
　また、2022年４月から12月分についても、今後、インバランス料金単価の再算定を行い、インバランス料金に影響が確認された際には、インバランス料金の再精算をおこなってまいります。

　当社は本件を重く受け止めており、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後は、今回策定した再発防止策を徹底してまいります。

（注１）：一般送配電事業者が30分周期でインバランス料金単価を公表しているウェブサイト。

（注２）：インバランスに対して需給の一致を図るため、一般送配電事業者が補給等をおこなっており、当該補給等に係るインバランス料金の精算に「インバランス料金単価」を用いています。

以上