西部ガス、九州電力送配電、北九州市上下水道局（上水道）およびNTT西日本の協業による埋設物調査の共同でのWeb受付開始について－全国初の「ガス、電気、水道、通信」事業者へのワンストップ申請の実現－

　西部ガス株式会社（代表取締役社長：道永 幸典、以下西部ガス）、九州電力送配電株式会社（代表取締役社長：廣渡 健、以下九州電力送配電）、西日本電信電話株式会社（代表取締役社長：森林 正彰、以下NTT西日本）は、2023年４月３日から、立会受付Webシステム（以下、本Webシステム）を共同利用し、道路掘削工事を予定している工事会社等（以下、道路掘削工事会社）からの埋設物調査の共同受付^（注１）をおこなっています。
　2023年10月２日から、この取組みに北九州市上下水道局（上水道）（局長：兼尾 明利、以下北九州市上下水道局）が新たに加わり、ガス、電気、水道、通信事業者による共同受付を開始^（注２）します。
なお、水道事業体の加入および４事業者での共同受付は全国初^（注３）の取組みとなります。
　本WebシステムはNTTビジネスソリューションズ株式会社（代表取締役社長：北山 泰三）が提供し、エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社（代表取締役社長：上原 一郎）にて運営します。

（注１）西部ガス、九州電力送配電、NTT西日本の共同受付開始については、以下のプレスリリースをご参照ください
⻄部ガス、九州電力送配電およびNTT⻄⽇本グループの協業による埋設物調査の共同でのWeb受付開始について

（注２）４事業者での共同受付は、北九州、芦屋、水巻エリアのみになります

（注３）2023年９月26日時点　NTT西日本調べ

１．本取組みの背景と概要

　道路等に地下埋設物を保有するライフライン事業者は、道路掘削工事における自社埋設物の損傷事故防止を目的として、道路掘削工事会社からの申請に基づき、工事前の埋設物調査の受付をおこなっております。
　これまで、道路掘削工事会社は道路掘削工事の都度、複数のライフライン事業者に、電話・FAXもしくは窓口へ直接出向いて申請を行う必要がありました。また、ライフライン事業者も、申請の受付や埋設物調査を事業者ごとに実施してきました。しかし、働きかた改革や人手不足を背景として、これらの業務効率化、生産性向上が急務となっています。
　西部ガス、九州電力送配電およびNTT西日本は、本Webシステムを利用した共同受付により業務効率化や生産性向上を図っているところですが、新たに北九州市上下水道局が共同受付に加わることによって、更なる効果の最大化をめざします。
　なお、ガス、電気、水道、通信のライフライン事業者にワンストップで申請できる仕組みにより、建設業界の働きかた改革やDX推進などの社会課題の解決にも貢献できる取組みとなります。

２．実施イメージ

３．本Webシステムの共同利用の概要

システムの特徴	道路掘削工事会社から複数のライフライン事業者への一括申請が可能 ライフライン事業者は申請情報・工事位置座標をデジタルデータで取得可能
URL（注４）	https://ap.infrastructure-mgmt.jp/
４事業者 共同受付開始日	2023年10月２日（月曜日）

（注４）接続の際、ブラウザはGoogle Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxをご利用ください

以上