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再エネって環境に優しいの?

知ればなっとく、エネルギーミックス
再エネって環境に優しいの?

今、世界中で問題になっている地球温暖化。その原因はCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスです。

再エネは発電時にCO2を出さないので、地球環境に優しい発電方法で、世界中で期待が高まっています。実は、「CO2を出さない」という点では再エネも原子力発電も“同じ仲間”なんです。

二酸化炭素を出さない発電のイラスト二酸化炭素を出さない発電のイラスト

自然豊かな北欧の国・スウェーデンを見てみましょう。日本と同じく資源が乏しい国ですが、皆さんもよく知る世界的なメーカーを有する産業国です。

その産業に必要な電気をどうしているかというと・・・発電時にCO2を排出しない水力発電が4割、原子力発電が3割!そして、風力発電など、水力発電以外の再生可能エネルギーにも力を入れていて、化石燃料による発電は数%にすぎません。

スウェーデンは発電時に、再エネも活用して、ほとんどCO2を出していない国なんですね。

日本とスウェーデンの電源の組み合わせ(2023年速報値)
日本とスウェーデンの電源の組み合わせ(2023年速報値)の円グラフ 日本とスウェーデンの電源の組み合わせ(2023年速報値)の円グラフ

環境に良い再エネですが、太陽や風など自然エネルギーを使うので、発電量はお天気次第。それに、広大な敷地が必要になるなど、まだまだ課題もあります。

原子力発電所(100万kW級)1基分を代替する場合 太陽光発電約58㎢=ドーム球場約830個分、風力発電約214㎢=ドーム球場約3,060個分 出典:電気事業連合会「電気事業における環境行動計画(2015年9月)」を基に作成 原子力発電所(100万kW級)1基分を代替する場合 太陽光発電約58㎢=ドーム球場約830個分、風力発電約214㎢=ドーム球場約3,060個分 出典:電気事業連合会「電気事業における環境行動計画(2015年9月)」を基に作成

これからの地球のことも考えて再エネなどCO2を出さない発電やその他の発電もバランスよく組み合わせながら、CO2を減らしていきたいですね。